・・・ってなもんで、極上の(きっと)デッドストックを手に入れた。
初代・GSX1300R 隼。
購入してから納車まで2ヶ月半を要しただけに、
周りの方々からは「あれぇ、ハヤブサは??」と、
コイツ結局買わねぇでやんの
的な突っ込みが続発
中には「あぁハヤブサね。迷ってる間に売れちゃった」などとフカすと、
「止めても無駄だから言わなかったけど、それで良かったんだよ。バイクはもう充分だろう」
などと、悟りを開いた賢者のように諭す者まで出てきた・・・。
貴様と一緒にするな。色々と言い訳をしてバイクを降りた弱卒が。
・・・と、また友達が減りそうな事を言いつつ待ち続けました
実家に帰った際に父親に「緑のバイクは売っちゃった」と話すと、
「んでまた新しいの買ったんじゃないだろうな??」
・・・と、鋭すぎるツッコミを頂く。
さすがパパ、わかってらっしゃる(笑)
そして時代は平成から令和に変わり、2019年5月・・・
いよいよMY HAYABUSAが納車となったわけでゴザイマス
ヘルメットかついでバイク王さんへと向かう。
確か関西からこっちまでの陸送費で、自宅までの配車も可能だったハズだが・・・
でも日にちの調整が面倒そうだし、お店もすんげぇ忙しそうだし、
何より「バイク屋さんで納車してドキドキしながら乗って帰る」あの高揚感を、久々に味わいたい・・・
・・・という事で、自宅配送はせずに取りに行く事にした。
お店に着くと、入口付近にMY HAYABUSAは鎮座していた。
このハヤブサの納車で来ましたと店員さんに伝え、手続きへ。
購入時に担当してくれた店員さんが休みだったので、別の方と淡々と手続きを済ませる。
そしていよいよ・・・乗車
ギラギラと輝く「銀色の弾丸」
・・・を前に、冷静を装うワタクシ
だが、
今はもっとハイパワーなマシンなどいくらでもあるとは言え、
単車で175馬力は未知の領域・・・
恐るおそるまたがり、ハンドルに手をかける・・・
思ったよりキツイ前傾姿勢・・・
そりゃそうだ。コイツはアクセルを開け続ければメーターの針は300km/hをゆうに超えるという化物だ。
だが久々の前傾ポジションに、ワタクシはさらに身構える・・・
キュルル・・・
ヴォン!!!
さぁ、デッパツすっぞ
店員さんと、たまたま通りがかった幼稚園児の列に見送られ(恥ずかしい)、
恐る恐る走り出す・・・
2.バイク屋さんから家までのとりとめもない感想
エンジンはウルトラスムーズ。
だがクラッチミートのポイントが掴みづらい・・・
以前乗ったドゥカティのSSのように、ズバッ!!と繋がる感じで、
上手くクラッチミートが出来ずに発進時に「フオォォ~~~ン」と無駄にフカしてしまう事が何度かあった
いや、クラッチがというより、アクセルをほんのわずかに開けただけで吹けあがる凄まじいエンジンに、慣れていないだけかもしれない
お店を出てすぐに、片側3車線の大通りへ。
後ろを走る謎のSUVが結構車間距離近めだ
やめてくださ~いこちとら納車ほやほやのビビり運転なんですから~~~
・・・と、右手を少しだけ大きく開けると、
「ンウォォ~~~ン」
と少しだけエンジンが唸り、バックミラーに写る「ソレ」は瞬時に小さくなった。
は、速えぇ~~~~
いや、といっても3000rpm程度なので、たかだか40馬力ほどしか出ていない筈なのだが、
「どのギアからでも、どの速度からでも加速する」この感覚、
大昔に同じくSUZUKIのリッターバイク、TL1000Sを納車した日に感じたあの感動と畏怖の念が蘇り、
口元が見えてしまうジェットヘルメットなのに終始にやけていて、とても気持ちが悪い人となっていた(だろう)
そのTL1000Sを最後に「スポーツバイク」から遠ざかり、
その後に乗り換えたハーレーXL883(リジッド)の納車時には、あまりの振動・遅さ・ブレーキの効かなさに「なんだコレ、壊れてんじゃね~のか!?アッハッハ」と、また違った感動を味わって以来、久々の前傾スポーツバイク。
いやはや、繰り返しとなりますが、ほんとバイク乗るのに緊張したのは久々です。
すり抜けもせず、近道である小路も使わず大通りで、おっかなびっくり帰宅する
そして何とか無事帰宅
デッドストック・隼
ほぼほぼフルノーマル車両(ハーレーもそうだが、出来るだけノーマルの姿を維持している車両が好きなんです。カタログや雑誌の新車記事を見て、その姿に憧れたワケですから・・・)。
もちろん新車同様なワケはないけど、年式考えたらめっちゃめちゃキレイ
奇跡の出会いといっても過言ではない。何度も購入のチャンスを見送った甲斐があった・・・
2000年式までで(絶対にフルスケールメーターじゃなきゃダメ)、この限定シルバーで(この色かっこよすぎる)、どうしてもシルバー以外ならば、最初期型のハムスターみたいなカラー。
それ以外は眼中に無く、辛抱強く「ご縁」を待ちました
まさにシルバー・サムライ
早速うざいだろうなと思いつつ友人にLINEで写真を送ると、
「うぉー、単色めっちゃカッコイイすね」
と、俺の興奮に同調してくれた
この顔ね
自分にとってはこの顔こそが「ハヤブサ」
現行(もう絶版?)の二代目はキリっとして誰が見ても初代より男前!になったとは思うけど、
このヌメッとした、不気味なフェイスこそがハヤブサの真骨頂
初代ハヤブサのキャッチコピーはThe Ultimate Predator・・・
いやお前はプレデターじゃなくてエイリアンの方だろ
と言いたくなるこのツラ構え・・・
全体的なヌメり具合もさることながら、やはりこのツラが・・・最高です!!
そしてあえて二代目乗りの方に嫌われるような事を言うと、
全体的にデブになった(特にリア周り)二代目ハヤブサよりも、この初代ハヤブサの方が好きなんです。
てか二代目興味なし
あ、でも2008年だか2009年式の「黒・金カラー」はめちゃカッコイイっす
ピンポイントでアレは超(・∀・)イイ!!
これっす画像は意図的に小さくしてます。今回は脇役という事で。
後ろが黒なので、デブり具合がさほど気にならないのと、
このウ〇チ色っぽいゴールドがたまらなくイイですね
ハンドルを握ろうとする度に、〇ンチに顔をうずめるような興奮を味わえそうな気がします。
決してス〇△ロマニアではございませんが
トライアンフのデイトナにも似たようなウン〇色がありましたが、同様にとても良い
・・・いや本当にこのカラーリングは好きです。
もし、2000年式シルバーハヤブサの絶滅が早々に確認されていたら、このゴールドハヤブサを買っていたでしょう・・・。
もしくは最初期型のハムスターハヤブサ。
・・・えー、話を戻しまして
深い光沢を放つソニックシルバーメタリック・・・
前時代の象徴(?)6ポットキャリパー・・・
全てが愛おしい・・・
ちなみに購入から納車までの段階で換えたのは、
フロント・リアのウインカーをクリアに
ノーマルの姿が良い・・・と言いつつも、個人的にどうしても・・・どぉーーしても嫌いなのが、
オレンジのウインカーレンズ
クルマもバイクもウインカーレンズがオレンジなだけで、10年は古臭く見えてしまう。
だから今乗っているDR-Z400SMもクリアーにしているし、FXDXもスモークにしているし、PEUGEOT SPEEDFIGHTは最初からクリアーだけど、最近手放したKLX125もスモークに替えていた。
さらに遡ればこれまで所有した複数台のハーレーや、さっき出てきたTL1000Sもクリアーかスモークに替えていた。
昔乗っていたクルマのFD型RX-7やBMW Z3ロードスターも、納車時にクリアーかスモークに替えていた。
改めて振り返ると、どんだけ嫌いなんだよオレンジウインカー
もはや、生理的に受け付けないレベルですね
あとは、ヘッドライト(ロービーム)をLEDへ。
これも個人的なものですが、ヘッドライトの肌色の光がどうも好きでは無くて・・・
これまた今までのバイク&クルマは、HIDやLED、もしくは悪あがきで青白系のコーティングハロゲンを装着していた。
今のSPEEDFIGHTやFXDXは、コーティングハロゲンだと暗すぎ&LEDは不具合が・・・という事で泣く泣く肌色ハロゲンに戻してはいるが・・・やはり一旦は青白にしていました。
この「銀色の弾丸」には、モッサリとした肌色の光よりも鮮烈なLEDの青白い光の方が絶対に、絶対に!!似合うと思い、
自分のお店をオープンする時のように「はじめに色々やってしまえ!」的な、金銭感覚が多少狂っているうちにやりたい事をやってしまう勢いで、中華製の爆安LEDではなく高級品のなんちゃらライジングというLEDヘッドライトを装着致しました(・・・してもらったのだが)。
さてさてそんな興奮冷めやらぬ、憧れのGSX1300R 隼との対面ですが・・・
興奮してまともな感想なんぞが出てこないので、次回に続きます・・・
ただ実際は、帰宅して1時間で色々といじくり回してました(笑)
PIPEやらなにやらを。
なんか、ころがってますね
シナチクみたいなのが
それではまた来週(加山雄三ふう)