バイト復帰?一日目は、結局お互い忙しくて姿を見るコトも出来ず…。
二日目はKさんがお休みで、折角二階へ潜入は出来たのに会うコトは出来ず…。
三日目は私が休みでKさんが出勤で、Kさんが一階へ来てくれてたのに会うコトが出来ず(苦笑)
「中々会えませんね」と、お互い苦笑いのメールを交わしてしまいました。
四日目、私が荷物の整理をしていると、Kさんが「おはようございます」と挨拶をしてくれました。
後から聞いた話しだと、「あまりにも会えないから、シフト表を勝手に見て(職権乱用と言っていた)二階の仕事場から、Hさん(私のコト)が見えるのを待って降りて来た」とのコト…。

なんだかそれが、凄く嬉しかった。

四日目の休憩時間、私は懲りもせず二階への潜入を図りました。
すると、一生懸命仕事をするKさんの後ろ姿を見るコトが出来ました!
それだけで満足で、私はドキドキする胸を抑え一階へそっと戻りました。
その日の夜のメールで、「働く後ろ姿を拝見しました」と送ると、Kさんも「僕も働く姿見ましたよ」と返事を返してくれて。
交わした言葉は初日と同じ、「おはようございます」だけでしたが、凄く幸せな気持ちでその日の夜は眠るコトが出来ました。


そしてあっという間にバイトの最終日になりました。
その間も、Kさんと会話が出来ることはなく…。
最後のバイトでなんとなくボンヤリと、職場ビルの外を私が一人で歩いていると…。
運悪く真っ昼間なのにベロンベロンに酔っぱらっているおじさんに、絡まれてしまいました。
私はビルの中から外へ荷物を運び出していた所で、スタッフジャンバーを羽織っていて、その酔っぱらいのおじさんは昔に何かそのバイト先のビルと揉め事があったらしく…;
凄い勢いで絡まれ、手は出されませんでしたが;訳の分からないコト(私には分からない話だった)で頭ごなしに怒鳴られ…。
何度も丁寧に「私は短期アルバイトの者で…」とやんわり話しても、お酒の勢いか;そのおじさんの勢いは止まりませんでした。
途中で道行く人や、ビルの社員さんも助けてくれたのですが、何故か私に向かっての怒りが収まらないらしく;おじさんは私に絡み続けました。
ほとほと困り果て、泣きそうになってきて…。
そんな時、私は震える手でなんとかKさんに「酔っぱらいに絡まれてます」とメールを打ちました。
すると「大丈夫~」とKさんが右手を上げながら、ビルの中から助けに来てくれたのです!
漫画みたいな、ドラマみたいな一瞬でした。
Kさんは、すっと私と酔っぱらいのおじさんの間に身を滑り込ませ、丁寧にそのおじさんに話しかけ始めました。
すると、さっきまで怒り狂っていたおじさんが、徐々に笑顔になり、最後は手を振りながら帰って行ってしまいました。
そして、私を振り返り「怖かったね。大丈夫?」とニッコリ微笑みかけ、Kさんは私が持つ筈だった荷物を担いで行ってくれました。
「じゃあ!頑張ってね!」そう言い、Kさんは荷物を一階へ置くと二階へ戻って行ってしまいました。
中年太りのおじさんは、その時私の中では白馬の王子様に変わってしまいました。


現在の私達は…今日は祝日と言うことを忘れてしまい、うっかり彼にメールを送ってしまいました;
最近、こういうコトが多いです;
悩み事が又増えそうです;;
Kさんからの初めてのメールは、「Mさんからメモを受け取りました。仕事が一段落付いたら、飲みに行きたいですね」という内容でした。
後で聞いた所、Mさんはメモを渡しながらKさんに「三人で(私とMさんとKさん)飲みに行かないか」と誘ったそうです。
MさんもKさんと友達になりたいと思っていたらしく、「このまま三人で飲み友達になるのかな」なんてコトを、今思うと心の中で少し残念に思いながら、私は感じていました。

「Kさんはどんな女性が好みなんだろう」

普段からだらしがなく、男女みたいな私は、Kさんに呆れられたくなくて、Kさんからの初めてのメールが来てから、丸一日かけて返事のメールを打ちました。
普段は一つも使わない顔文字を使い、

「お返事が頂けて、本当に嬉しいです(*≧∇≦)/」

とか、自分なりに女の子を必死に演技していたと思います(これでも;)。

それからメールのやりとりが、一日に一度から二度。
そして、三度、四度と増えていきました。
ただ…一度日曜日にメールを送ってしまった時、その日は返信が来ず、次の日に「すみません。昨日は携帯を止めていたので」とKさんからメールがあり…。
その時、「この人は妻帯者なんだ」と言うことを、何故か再び深く深く思い、勝手にしょんぼりしてしまい…。
その日を境に、私はなんとなく日曜日にはメールをするコトを止めてしまいました。
それでも月~土は、毎日メールを交わしていました。

そんなある日、もう終わったと思っていたバイトの人手が足りず、急遽一ヶ月、再びKさんの居る職場で働くことになりました。
メールのやりとりは毎日のようにしていたモノの、顔を合わせるのは久し振りで…。
私は念入りにお化粧をすると、いつもは手櫛ですませてしまう髪型も、なるべく綺麗に(とはいえ、不器用なのでグシャグシャでしたが;)整えました。
Kさんはビルの2階で仕事をしていて、私はビルの1階での作業…。一階と二階…とても近い距離なのに、お互い(特にKさん)が忙しくて、姿すら見られませんでした。
業を煮やした私は、ビルの中を迷った振りをしながら二階へ潜入しました。
後一歩と言うところで、お世話になっていた他の社員の方に見つかってしまい(?!)「どうしたの?」と声をかけられ…結局中に入ることは出来ませんでした…。
バイト復帰?一日目は、そんな感じでKさんの姿すら見ることが出来ませんでした。


現在の私達は…とある悩みを抱えています…。
そのコトは、又記憶が進んだら改めて書きたいです…。
でも、今日はドライブに行けて幸せでした!
今日から過去日記をつけるコトにしました。
今私は一回り以上年上の男の方と、不倫しています。
いつ終わるか分からない、そんな恋だけど…誰にも話してはいけない関係だけど、どうしても彼との記憶を残したくて「過去~現在にかけて」の心の足跡をつづっていくコトにしました。


私が彼と出会ったのは、とある短期アルバイトへ申し込んだコトがきっかけでした。
彼はバイト先の正社員の方で、別に格好良い訳でもなくて、中年太りになりかかっている頭もボサボサのおっさんでした。

彼は左手の薬指に指輪をはめていて、それがとても綺麗に輝いていたのを今でも覚えています。
バイトの初日、緊張と一緒に組むパートナー(2人から3人でペアを組んでする仕事だった)が少し怖そうな女の方で、私は緊張でガチガチでした。

そんな私に優しく、丁寧に挨拶してくれたのが、彼(Kさん)でした。

「おはようございます」
「おはようございます」

交わした言葉はそれだけだったと思います。
でも私は、髪はボサボサで少し太めの彼に何故か深く惹かれてしまいました。
次の日から私は知らず知らずに彼の姿を目で追うようになっていました。
いつも笑顔で、人の嫌がる仕事を一番に引き受け、誰に対しても丁寧で…。
短期アルバイトの私達にも、丁寧な対応をしてくれ、彼の左手の指輪をみつめつつも、私は彼と「友達」になりたいと願うようになりました。

私のアルバイトの最終日、私は思いきって仕事で良く一緒に組んだ女の方Mさん(最初に怖いと感じていた人)に彼と友達になりたいと思っていることを、打ち明けてみました。
Mさんは話して仲良くなると凄く良い方で、バイト終わりに二人でお茶を飲んだりして貰っていました。
私の言葉に

「ああKさん(彼のコト)ね。いい人だよね。いつもニコニコしてて。優しくて。この間もバイトのミスを変わりに謝ってたよ」

そう言い、明日もまだアルバイトがあるというMさんは、私にメモを書くように言ってくれました。
私は目立たない普通のメモ用紙に、「ご迷惑でなければ、友達になって頂けませんか」とメルアドと携帯の番号をそえて書きました。
ドキドキしながら次の日待っていると、夕方頃Mさんから電話があり、Kさんが私のメモを読んでくれていたと伝えられました。
嬉しくて、でもなんだか悪い気もしながら…連絡が来たらいいな…来ない方が…そんなことを交互に考えながら、私は携帯電話を気にしていました。


私には彼氏がいます。
彼から「付き合おう」と言われ、長い付き合いになります。
この時私は、「年上の素敵なKさんと友達になって沢山お話しがしたい」と純粋に考えていました。
それでも、彼氏がいながら他の男の方とメールのやりとりをするのは気がひける思いでした。

そして…メモを渡して貰ってから二日後、Kさんからの初めてのメールが届きました。



これは今から少し前の記憶です。

今も私とKさんは少しずつ、周りに見つからないようにこっそり会っています。