至極当然の確認ですが、日々の思考判断は、ご自身の「意識」で決定されてますよね?

カリフォルニア大学サンフランシスコ校、神経生理学教室のベンジャミン・リベット教授が行った有名な実験で、自分の指を曲げる行為が「意識」上での指示よりも脳からの信号が早く出されているという結果です。細かい論証には触れませんが、私の研究に当てはめると、「意識」(ハードディスク)された言動は「人生創造部又は、潜在意識」(CPU)より、もたらせている事になります。思いに現れる前に指示されているという訳です。瞬時に思いつく事に限らず、歴然と存在している外界はどうでしょう。

 

超飛躍論になりますが、自然の景色、通勤ラッシュにうごめく都会、自宅から見える小学校の登校風景。。。これらを「意識」しているからこそ認識して、ごく当たり前に存在しています。言葉遊び的になりますが、私の仮説です。

 

私たちの「意識」、言い変えれば、目の前に現れている事柄を理解する事として。例えば「小学校」だと「意識」(ハードディスク)する前に、視覚装置(眼球)から「小学校」の画像データを脳(CPUの入り口)に送り解析して、「意識」に「小学校」ですよと返送する作業を日常瞬時に処理しています。脳科学の世界は、ここまで解明されています。

 

ここで、先の「指を動かす」という指示は「意識」の前に「発令」されているとしたら、

「小学校を見る」という指示も、CPUから発令されている事になります。誰の意向で指示されているのでしょうか。「動かす」も「見る」も同次元ですが、「指」や「小学校」は物質ですが、脳内信号はあくまで電流なので、電子データ化して処理されています。

 

ご自身が「意識」する前に誰が行動指示を出しているのでしょうか。

また、その背景(物質として見えている物すべて)も電気信号化しないと「意識」には、

「指」しか映りません。

「物質」問題が発生しますので、別稿で語りたいと思います。