年間48本目(月間 28本目)
2023年公開 邦画 57位 鑑賞全作品 147中
通算 邦画 9,756本 洋画 7,608本 合計 17,364本
久々に(昔は、黒沢清ほか結構いたが)ピンク映画から
一般映画(「アルプススタンドのはしの方」がキネ旬ベストテンに入選)でも
評価され、TVドラマや同じくベストテン監督の今泉力と組んでの映画製作なんかで
かなりピンク映画以外で評価もされた城定秀夫監督が、ピンク映画レーベルで
R15のVシネマ風の大人のドラマを作ったのであるが
原作が下品なレディコミであり安直な不倫(下ネタがあるだけでメロドラマ)で
城定監督のピンク映画での良さである、下ネタを興味本位では描かないで
しっかりと、登場人物の性癖、下ネタ興味と向きあうドラマがいいのに
そのピンク映画(成人映画)のドラマよりも性を格好つけた中年のゲームに
しているので全くドラマ(主人公)に感情移入が出来ないので
城定監督のピンク映画よりもはるかに落ちる出来で、城定作品でも下位な作品
ただし、早大の映研から映画の助監督も経験し、その美貌から俳優に転身し
ドラマの脇役(門脇麦のドラマ「リバーサルオーケストラ」など)で結構しっかりと
役ももらっている普通のおばさんである行平あい佳が普通に等身大の主婦な感覚が
抜群なリアリティであった。
調べてみると日活ロマンポルノで活躍した寺島まゆみ(本作にも出演)の娘さんでもあった。
彼女の発掘では本作は価値があった。
(お母さんみたいな艶やかさがないのが普通の主婦を「よろめき」のギャップ)