広島の秋祭りもそろそろ終盤。
9月の終り頃、海に近い所から秋祭りが始まって、
約一ヶ月かけて、だんだんと山間部に移って行く。
一番最後は、11月の始め頃が最終となる。
広島市の大きな神社では、昔から『おとくんち』と言って、
10月29日が、秋の大祭と決まっていた。
それが最近は、10月最後の土日になった神社もある。
その神社の一つに今日行って来た。
神社の境内で、「神楽」と言う、神社に奉納する舞いがある。
神社の境内で、「神楽」と言う、神社に奉納する舞いがある。
夕方行った時には既に始まっていて、
多くの人が舞台の前に陣取り、随分後ろからしか見えない。
露店には、昔ながらの馴染みのある懐かしい品が並び、
露天商の人も先日の祭りより高齢者が多い。
露店の幕まで、色あせているようだ。
子供の頃から見慣れた、
セルロイドのお面、二重焼き、金魚すくい、型抜きは、特に懐かしい。
ポテトフライ、つめ放題で300円という店があって、
上手に沢山入れる子供に感心して見ていると、
店のおじさんが、
「もう、それぐらいで終りじゃ」
思わず笑ってしまった。