菓銘は、「水藻の花」 (みずものはな) 。
水藻の花は、初夏から盛夏にかけてが花期で、
小川やため池などに、白や黄色、紫色の小さな花を
小川やため池などに、白や黄色、紫色の小さな花を
咲かせる。
田植えが済むと、
ため池などでは小舟に乗って、水草や藻を刈り取り、
ため池などでは小舟に乗って、水草や藻を刈り取り、
水路の手入れが、大切な仕事だった。
藻の花の上に乗り込む田舟かな 正岡子規
私も子供の頃、このため池で、見よう見まねで泳ぎを覚えた。
初夏の、長閑な田園風景が目に浮かぶ。
葛 吉野羹、福白餡 。