今日の読書~『心が「スーッ」と晴れる ほとけさまが伝えたかったこと』 | ヒズモのブログ

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岡本一志 著 『心が「スーッ」と晴れる ほとけさまが伝えたかったこと

 三笠書房 王様文庫 (2019年8月刊) 

 

岡本一志氏の新刊です。前作の『心が「ほっ」とする ほとけさまの50の話』(王様文庫)がよかったので、今回も楽しみにしていて読みました。

三笠書房の紹介文です。

幸せな人は、幸せになる考え方を知っています。
毎日を懸命に生きるほど、心にはさまざまな悩みが生まれてきます。
自信を持てなかったり、歳をとることが怖かったり、言葉にできない寂しさを感じたり……。
そんなとき、ほとけさま――お釈迦さまの言葉を思い出してみてください。
もやがかかっていた心が、スーッと晴れていくはずです。
◆「縁がある」とはどういうことか
◆幸せのタネをまくのは、こんな簡単なことでいい
◆花は、土や水や光があってこそ咲く
◆「別れ」が示してくれる大切なこと
◆どんな“過去”があっても――
けっして人を見捨てなかったお釈迦さま
◆悩んだこと、迷ったことも、一つも無駄ではない

 

「はじめに」で著者はこう述べています。「本書はお釈迦様とお弟子方や当時の人たちの多くのエピソート゛の中でも、とりわけ現代の私たちに深く響くものをまとめました。どうしたら、悩みや苦しみが鎮まるのか。どうしたら、より幸せになれるのか。お釈迦様は、とてもシンプルな答えを示しています。迷いの靄がかかっていた心が、スーッと晴れていくはずです。」

 

この本には最後に「お釈迦さまの生涯」という項目があり、釈迦が歩んだ道のりを紹介してあります。(P198-253) お釈迦さまがどういうお方だったのか、とても分かりやすく解説してあり、お釈迦様に親近感を持つことができました。

 

5章構成になっています。

1章は「心が「スーッ」と晴れていく話」(7話)、

2章は「大切な人との「縁」を育てる話」(8話)、

3章は「「悩み・迷い」がシンプルになるお話」(5話)、

4章は「人生を「ありのまま」に真っすぐ見つめるお話」(7話)、

5章は「心深くにあるる「悲しみ」が癒されるお話」(5話)

それに「お釈迦さまの生涯」の1話で、計33話です。

 

どの項目も、当時のインドの歴史物語とししても面白く、釈迦の教えがシンプルに分かりやすく語ってあり、どの年代の方にもピッタリのお釈迦様の教え入門書でもあると思います。そして、現在、いろんな悩みで苦しんておられる方は、この本の中に解決のヒントが見つかるのではないかと思いました。おすすめの本です。

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。