映画 『マスカレード・ホテル』 (2019年、東宝、133分)
監督 鈴木雅之 、 原作 東野圭吾
キャスト 木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、濱田岳、前田敦子、笹野高史、高嶋政宏、菜々緒、生瀬勝久、宇梶剛士、橋本マナミ、田口浩正、勝地涼、松たか子、鶴見辰吾、篠井英介、石橋凌、渡部篤郎
評判が良いので観たくなり、行ってきました。面白かった。見応えがありました。
(画像は映画.comより)
映画.comの解説です。
『東野圭吾のベストセラー小説「マスカレード」シリーズの第1作「マスカレード・ホテル」を映画化し、木村拓哉が初の刑事役に挑んだミステリードラマ。都内で3件の殺人事件が発生した。現場にはいずれも不可解な数字の羅列が残されていたことから、連続殺人事件として捜査が開始される。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介は、その数字が次の犯行場所を予告していること、そしてホテル・コルテシア東京が4件目の犯行場所になることを突き止める。犯人を見つけるためホテルのフロントクラークに成りすまして潜入捜査に乗り出した新田は、教育係である優秀なフロントクラーク・山岸尚美と衝突を繰り返しながら、事件の真相に近づいていく。ヒロインとなるホテルマンの尚美役に長澤まさみ。「HERO」シリーズの鈴木雅之がメガホンをとり、「ライアーゲーム」シリーズの岡田道尚が脚本を担当。』
木村拓哉主演映画を観るのは、山田洋次監督『武士の一分』以来でした。キムタクのファンというわけではありません。しかし、役者として絵になる方だなと思いました。
先日、WOWOWで長澤まさみの初主演映画『ロボコン』を観ました。2003年の映画で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したこの時が16歳です。2000年が映画デビューですから、女優歴18年のすごい方です。私は是枝裕和監督の『海街diary』(2015年)、『奇跡』(2011年)が印象に残っています。どんな役もこなせる素敵な女優さんです。
この映画、木村拓哉と長澤まさみの言葉のやりとりがとても面白いです。立場の違いから対立を繰り返しながらも互いに信頼感を強めていく流れがテンポよく描かれていると思います。
それと、とても贅沢な出演陣の演技を楽しむことができました。笹野高史、生瀬勝久、松たかこ、他、みなさん個性的な熱演でありました。
私自身はホテルフロントの接客対応を観て、いろいろ学ぶところがありました。
お読みいただき、ありがとうございます。