縁 (3) | ヒズモのブログ

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本好き、映画好き、落語好き、卓球好きのパート社員です。

4月から再就職先で仕事をしています。

2月に求人広告チラシを見て応募し、採用していただきました。昨年5月から10ヶ月の無職期間で4社で不採用になり、今回5社目の挑戦でした。62歳となった私を採用してもらって感謝です。

 

3月に新規採用者の研修が数回行われ、一緒に仕事をすることになった方々と話ができました。「今回、一緒に採用されたのも何かのですから、一緒に頑張りましょう!」という会話になりました。

 

 

飯田史彦氏の『[完全版]生きがいの創造』(PHP文庫2012年)の中に、「ブレイクスルー思考」という思考法の提案があります。

 

ブレイクスルー思考とは、「すべてのものごとには意味と価値があり、表面的には失敗・挫折・不運のように見えることも、すべて自分の成長のために用意されている順調な試練である」という信念を持つことによって、「その試練に挑戦するだけで、乗り越えたのと同じ価値がある」と考えながら、人生の試練を気楽に乗り越えていこうとする思考法である。』(P648)

 

私が10ヶ月の間に4回の採用試験に落ちたことも、“意味があって不採用になったということであり、順調な試練だった”と考えて、今回の再就職先に今の自分が“出会うべき仕事”があり、“出会うべき人”がおられるのだ、と考える明るい思考法なのです。

 

そして、仕事について光のメッセージです。

それぞれの人が、それぞれに適した仕事に呼ばれている。だから、自分が呼ばれた仕事を、一生懸命やっていくことが大切なのだ」(P806)

それぞれの人間が、その時点で学ぶべきことを持っている。したがって、それぞれの人間の学びに適した仕事が、最適な人物を呼び寄せるのだ」(P806)

 

今回、自分は「仕事に呼ばれたのだ!」と考え、今の自分に適したこの仕事を一所懸命やっていこうと思っています。

 

 

福島正伸氏は『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』(きこ書房2008年)の中で次のように述べられています。

 

仕事が面白くないという人は、仕事を面白くないものにしているのです。

 そもそも、面白い仕事もなければ、つまらない仕事もありません。

 そこに関わる人が、面白いものにしたり、つまらないものにしたりしているだけなのです。

 楽しくやろうと思えば、何でも楽しくなってくるし、イヤイヤやれば何でもイヤになります。

 今、自分が関わっている仕事の面白さは、自分の仕事に対する考え方によって決まるものなのです。」(P55)

 

しっかり頭にたたき込んで、これからの自分の仕事に向き合おうと思います。

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。