映画『グラン・トリノ』 | ヒズモのブログ

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映画 『グラン・トリノ』 (2008年 アメリカ 117分)

監督・製作 クリント・イーストウッド

キャスト クリント・イーストウッド、ビーバン、アーニー・ハー、クリストファー・カーレイ

主題歌 ジェイミー・カラム

 

ハドソン川の奇跡」を観て、クリント・イーストウッド監督の映画を観たくなりました。ちょうどNHKBSプレミアムでこの『グラン・トリノ』を観ることができました。この映画、日本では2009年4月に公開されています。監督兼主演としては、今のところ最後の映画のようです。尚、俳優のみとしては2012年に「人生の特等席」に出演されています。

画像21(映画.comより)

1930年生まれのクリント・イーストウッド、78歳の時の作品です。

好きな映画です。観た後の余韻が、とても心地よいものでありました。

 

映画.comの解説です。「アカデミー作品賞「ミリオンダラー・ベイビー」以来4年ぶりとなるクリント・イーストウッド監督・主演作。朝鮮戦争の従軍経験を持つ元自動車工ウォルト・コワルスキーは、妻に先立たれ、愛車“グラン・トリノ”や愛犬と孤独に暮らすだけの日々を送っていた。そんな彼の隣家にモン一族の少年タオの一家が越してくる。ある事件をきっかけにして心を通わせ始めたウォルトとタオだったが、タオを仲間に引き入れようとする不良グループが2人の関係を脅かし始め……。」

画像4(映画.comより)

イーストウッド演ずるコワルスキーの頑固爺さんの個性が強烈であり、息子夫婦達、隣家のモン一族の人々、神父、理容店の主人等と交わされる会話、交流が、面白い。不良グループへの復讐の念に燃えるタオに、朝鮮戦争での自身の罪の記憶を語るシーンは強く印象に残りました。しかし、何といっても、決着をつけるべくコワルスキーが立てた計画と実行は、私の想像を超えたものでした。それからエンドロールの美しい主題歌と続き、感動が私を包んだのでありました。

 

やはり、クリント・イーストウッドさんは監督としても、役者としても偉大だと再認識しました。

なお、“グラン・トリノ”はフォード車種、フォード・トリノのうち、1972年から1976年に生産された車種だそうです。「ダーティー・ハリー3」でキャラハン刑事が相棒の女警官を連れて乗り回していた車も同車種です。

 

お読みいただき、ありがとうございます。