今日の読書~学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話~ | ヒズモのブログ

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坪田信貴 著 『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて

慶應大学に現役合格した話[文庫特別版]』

角川文庫 定価:(本体520円+税)


NHKの新番組「助けて!きわめびと」の第1回放送(4月4日放送)は「やる気スイッチはどこ?」でした。

ここで、きわめびととして登場されたのが、この本の著者、塾講師の坪田信貴さんでした。


坪田さんのモットーは、

「ダメな子どもはいない。ダメな指導者いるだけ。」

放送では極意がふたつ出てきます。

その1…「やればできる」ではなく

      「"できる"から"やる気"になる」

その2…「"できない"より"できる"に目をむける」

この極意を使って、やる気のない高校3年の女の子をやる気にさせ、お母さんに対しても子への接し方にアドバイスされる展開を観て、すごいと、うなってしまいました。


この番組を観て、昨年ベストセラーとなったこの本を読みたくなり、丁度いいタイミングで文庫版が出たので、今日、外出先の書店で見つけ、一気に読んでしまいました。


電車の中で読み始めたのですが、爆笑シーン満載で吹き出すのを必死におさえて読んだのでした。単行本がベストセラーになった理由がよく分かる内容でした。


この文庫版は単行本の内容を一部省略して、ストーリー部分に特化した特別版となっています。


大学受験1年半前に聖徳太子を「せいとく たこ」と読んでい女の子が、まわりからもいわれたゼッタイ無理を克服した験のノンフィクションです。同時に女の子の家族やクラスメイト達も成長していく姿がいきいきと描写されています。


坪田先生の指導方法は非常に参考になります。

生徒との信頼関係の築き方、知識に立ち向かう教師と生徒との関係性の考え方等、ビジネス活動においても、そのまま使える内容だと思います。


読後の満足度がとても高く、元気が出る本でありました。

おすすめです。



お読みいただき、ありがとうございます。




学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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