昨日に続いて「命の授業」のお話です。

昨日中学2年生に「命のお話 誕生学」をお話した後、
代表の男子生徒さんがその場で感想を話してくれました。
「僕は最初 ”性教育の授業” と聞いてあまり聞きたくないなと
思っていました。
でも実際にお話を聞いたら僕のイメージしていたものとは全く違って
とても感動的だったり、僕たちに必要な話だったりで聞かせていただいて
本当に良かったと思いました。」と冒頭に述べてくれました。

「性教育」という言葉を入れると学校に受け入れてもらうのに

少しハードルが上がってしまうので私は「命の授業」とお伝えして

いるのですが昨年から学校側がタイトルに「性教育の授業」と
書くようになっていたのです。

その言葉に反応していた昨年の感想(受講前と受講後に思ったこと、

感じたこと)のご紹介。


(前)男子がニヤニヤしてて気持ち悪いものかと思っていた。
(後)自分の体はお母さんやお父さんに大切に育てられてこんなに

大きくなれたと思った。
いつも親とけんかしているから改めて両親に感謝しました。

痛い思いして産んでくれて育ててもらって私は幸せ者だと思った。

 

(前)性教育と聞いていたから気持ち悪いと思ってた。
(後)全然気持ち悪くなかった。赤ちゃんが生まれるとびらはいいところ
なんだなと思いました。

 

(前)恥ずかしい。聞かなくていい。

(後)お父さんとお母さんが大切に産んでくれたことにものすごく感謝して、
というか感謝しかないので聞いててよかったなと思いました。(中略)
本当にこれを聞いて「感動」「感謝」「知識」がわいて楽しかったし

嬉しかったです。

 

(前)学年全体で受けるのが少し恥ずかしかった。
(後)話を聞いて全く恥ずかしいことじゃなかったし、知っておいたほうが
良かったと思った。
興味本位で行なうことじゃないと思った。

(前)性教育と聞きHなことだと思っていた。
(後)決してHなことではなく、今もどこかいろんなところで命が誕生

するとなるとおめでたいことだと思った。
「性」はいやらしいことでなく、生命の誕生を裏付けていることを知った。
自分が生まれてきたこと、育ててもらっていることに感謝して日々生活して

いきたい。

この感想からわかるように子どもたちにとって「性教育」という言葉は
あまりいいイメージはないようです。
それはたぶん私たち大人の捉え方、伝え方に問題があるのだと
思います。
そのイメージが変わるように1校でも多くの学校に「誕生学」を
届けていきたいと思います。
そして大人の方にも「誕生学」を聞いてもらえたら嬉しいです♪
 

 今日のしつもん:「性教育」とはどんなイメージですか?