先週は川越子育てネットワークさんのいのちの講座のお手伝いで
川越市の中学3年生135人に命のお話「誕生学®」を届けてきました。

2時間続きのいのちの授業。
例年1時間目は赤ちゃんとのふれあい体験と

妊婦体験なのですが
今年はコロナの影響で残念ながら赤ちゃんとのふれあい体験は中止。


その代わりにお人形さんを使ってスリング体験、

沐浴体験、ミルク作り体験
などがありました。

毎年赤ちゃんとのふれあい体験の時は

みんな赤ちゃん達に癒されて
笑顔になり2時間目の誕生学が始まるときには

体育館全体がほんわかムードに
なっていたのですが、

さて今年はどうなるのか・・・とちょっと心配でした。


ところが驚いたことに、

みんなお人形さんを丁寧にお風呂に入れたり、
スリングに入れて抱っこしたり、

 

表情は本当の赤ちゃんと接しているときと同じで
優しい笑顔に包まれていました!


小さい命と丁寧に接すること、

それをしっかり体験してくれていたようでした。


自分たちも赤ちゃんの時こうしてもらっていたんだな、

と思い出す時間でも
あったと思います。
(この時間に対する川越子育てネットワークさんの創意工夫が素晴らしく今年も
感動しながら見せていただきました)



そのあとの私の「誕生学」の話も真剣な表情で、

時にはニコニコしながら、
一生懸命聞いてくれました。


やっぱりオンラインより実際に場の空気を

共有しながら話すのは楽しい!!

自分はおなかの中でどんなことをしていたのか、

どうやってこの世に生まれてきたのか
そして大人スイッチが入っている今知っておいてほしいこと。

 


たくさんの事をお話させてもらったけれど、

同じ話を聞いても心に残ることは
ひとりひとり違います。


何かの時に今日の話をふと思い出してくれるかな。

帰り際に校長先生が
「こんな時だからこそ、この”いのちの授業”を子どもたちに受けてほしかったんです!」
と言ってくださいました。


とても有り難いお言葉でした。

今日のしつもん:あなたにとって「いのち」とは何ですか?