今日は高校野球部の三送会に参加してきました。
昨年まではホールを借りて行われていたのですが
今年は密にならないよう配慮して外で行なわれ、
最後の夏の大会のプレーを見ることができなかった保護者に
3年生の成長したプレーを見てもらうためにまずは3年生vs1,2年生の紅白戦。
そのあと外でお弁当を食べながらの会でした。

3年生一人一人の挨拶はそれぞれ個性が出ていて指導者に、保護者に、

チームメイトに、マネージャーに、そして後輩に、と色々な思いを素直に

語ってくれました。

 

中でもとても印象的だった言葉はある選手からお父さんに向けての言葉。
「ある日、お父さんが単身赴任で名古屋に行くことになり、僕は正直な気持ち

嬉しかった。なぜならこれからは野球の練習の帰りにお父さんの車に乗らないで
済むからでした。
お父さんはいつも試合の帰りの車であーだこーだと僕のプレーについて
口を出し、毎回それを聞くのが苦痛だった。だからそれがなくなると思うと
すごく嬉しかったんです。
でも実際お父さんがいなくなってみたら、嬉しかったはずなのに
なんか違う感情がわいてきました。

自分たちのために一人家族と離れて一生懸命働いてくれているお父さん。
忙しい中、時間を作って練習試合を見に来てくれたお父さん。
そんなお父さんにいいプレーを見てほしくて、辛いことがあっても最後まで続けることが
できました。
最後の大会でいいところを見せてあげられなくてごめんなさい。
でも高校野球ができて本当に幸せでした。今まで応援してくれてどうもありがとう!」

面と向かってはなかなか伝えられないような言葉をみんなの前で伝える選手たち。
この選手だけでなく素敵なエピソードがいっぱいで涙あり、笑いありのひとときでした。

私にしつもんミーティングやしつもんカード面談の思い出を語ってくれた選手もいて、
とても嬉しかった!
想いを伝えるってやっぱり大事。
この場を作ってくれた2年生の保護者に感謝の気持ちでいっぱいです。

今日のしつもん:お父さんに伝えたいことは何ですか?