今日は高校野球部の練習試合の観戦に行ってきました。
あと何回かしか見られない3年生のプレーを見たかった、ということも
あるのですが行きたかった理由はもうひとつあります。

 

それは対戦相手の監督さんがうちの旦那さんの教え子だから。

彼は高校野球部を引退するときに

「自分の高校野球生活はこれで終わってしまうけれど
必ず高校の教員になって野球部の顧問になります!
なのでその時には監督さんの学校と練習試合をさせてください!」と

言っていました。

その後彼は願い通り高校の教員になり、野球部の監督になりました。
そして旦那さんの学校と何度か練習試合をしていたのですが
私はタイミングが合わず、今日初めて見ることができたのです。


彼は試合中まめにメモを取り、試合のあとひとつひとつの場面について
振り返り、伝えるということをしていました。
「若いのに落ち着いた指導をしてるね」と帰ってから旦那さんに伝えると
最初に練習試合をしたときは大声で怒鳴り散らすだけでひどかった。
まるで若いときに空回りしていた自分を見ているようだったので
それを伝え、自分がどんな工夫をしてきたのか何度か話をしてきたそうです。

同じ甲子園を目指すライバルでもあるけれど、気持ちとしては10年以上前の
監督と選手のままなのかな。

長く経験しているから伝えられることはたくさんあります。
それが次世代の役に立ったらその経験が無駄ではなくなります。
もうそんな年代なんだな、と改めて感じた1日でした。

今日のしつもん:次世代に何を伝えますか?



メモをポケットから出すしぐさ、立ち方、サインの出し方など
どことなくうちの旦那さんと似ていて面白かった(*^^*)