点滴のアレルギー後、肝臓や腎臓の数値が問題ないかなどを調べてもらって、大丈夫そうだったので翌日に出産となりました。
当日の朝、手術室に入って裸になり手術用のガウンを着ていよいよ手術台に。
もう、まな板の上の鯉ですよね。
麻酔を打つために横向きに寝て背中を丸くする様に言われた瞬間に緊張と不安と恐怖が襲ってきて、看護師さんの手を握り潰しました。
麻酔の注射は腰のあたりに打つんですが、周りに言われてたほど痛くなくて、背中の奥の方にズンって違和感が来る感じでした。
痛みよりも怖さがすごくてその時点で泣いてしまって
「まだ生まれてもないのに泣くのは早いよーー」と看護師さんにつっこまれる始末。
その後、産科医が入ってきて、
体に何か当てながら
「これは冷たいですかー?」
とか場所を変えて確認して行って麻酔が効いているのを確かめていました。
下半身の方にはツイタテがしてあるのでこちらからは見れないようになっていたんですが、お腹のあたりがめっちゃゴソゴソされてるのがわかるし引っ張られたりされてて、また怖くなって号泣(笑)
麻酔科医の先生が横で手を握って「大丈夫よ」とずっと声をかけてくださったのが本当に頼もしかったです。
なんだかんだで数十分もしないうちに赤ちゃんを取り出していただき、見せてもらいました。
「ちっちゃいー」
初めての対面で私が言った言葉です。
お猿さんはちっさな体で私のお腹の中で頑張って育ってたんだなーと思って感動しました。
生まれてきてくれてありがとう
