ゆうべ、お通夜に行ってきた。
昔、我が家がここに越してくる前に
近所だった雑貨屋のおばあさんが
92歳で急逝された。
店はおばあさんが一人で切り盛りしていたが
数年前には店を閉めて、店舗は住宅に改装された。
近頃はほとんど見かけなかったが
亡くなる前日まで元気だったそうだ。
急に体調を崩し、病院でなくなったとのこと。
子供の頃は、毎日のように買い物に行かされた。
カレー粉やラーメン、小麦粉など
隣だったので非常に重宝した。
「くじ」も良く引きに行った。納豆くじ、懐かしく思い出す。
成人になっても、たまに買い物に行った。
恥ずかしかったが、おまけをもらってうれしかった。
子供が小学生になってからは、子供会用のお菓子をよく頼んだ。
面倒くさい注文にも応えてくれた。有難かった。
その店には、美人の娘さんがいた。
幼心にも、あこがれた。
ゆうべ、その娘さんらしい方を見かけた。
おばあさんに、似てきていた。
私の顔を見て、「どっかで見たなあ」って感じだったが
あまりの変わりように気付かなかっただろう。
お昼に、霊柩車が自宅の前に来て
「お別れ」の挨拶があるので
行って来たいと思う。
「さへじろん」のおばあさん
ありがとう
そして、さようなら。