麻雀物語クイーンバージョン(平和)
■大当り確率235分の1
保留玉連荘機だけでなく、初の液晶モニター搭載機として爆発的にヒットを飛ばした
麻雀物語 。その人気は当時業界最大手だった平和でさえも生産が追いつかないと
いう過去に例のない凄まじい勢いがありました。
開発力や営業力もそうなのですが、当時の平和が抜群のシェアを維持していたのは
群を抜いた生産能力でもあったのです。他社が人気機種を登場させても、ほとんどの
場合は、その注文に対応し切れず、納期未定の状態に陥ってしまいます。
そうなると、納品待ちのホールへ平和の営業マンが訪れ「うちなら直ぐに設置できますよ」
と別の機種を勧めていたというわけです。
当時は今ほど頻繁に入れ替えをするホールはほとんどなく、需要が集中するのは商盛期
とも言える、GW・お盆・年末がほとんどだったのです。
但し麻雀物語の生産に関しては液晶部品の納品が追いつかなかったという、裏の事情も
隠されていました。まだまだ液晶が貴重な時代でしたので、それまで取引実績のなかった
パチンコ業界と言う事で、メーカー側がかなり慎重な契約条件を提示していたと言われています。
そこで殺到する注文に対応する為に、平和が考えたのは直前に登場させたブラボークイーンの
部材をそのまま流用し、セルに名前だけ付け加えたバッタ物マシンでした。
恐らく内部的なスペックは麻雀物語と同じだったのだとは思うのですが、この名前だけを使用
した似ても似つかぬマシンの登場は当時かなりの話題となりました。
液晶セグ自体があまり人気のなかった表示方式だったという事もありますが、打ち手が求めて
いるものを全く理解していない開発姿勢に不満を感じた人も結構いたのではないでしょうか?
実際には打つ方として見れば本物が設置されている店で打てばよいだけですので、大した問題
ではないのですが、何も知らずに注文してこれが納品されたホールはかなり驚いたのではないで
しょうかねぇ・・・w
只、実際の設置状況がどうだったのかというと、全国的には不明ですが自分の打っていた範囲で
は1店でしか確認できませんでした。今から考えるとある意味幻のマシンなんでもっと打っておけば
よかったかなぁ・・と結構後悔したりしています。
ホールで見た瞬間に「どこが麻雀物語やねん」と素通りしたのが惜しまれますw
