ミラクルシューター(平和) | 懐かしのぱちんこ名機列伝

ミラクルシューター(平和)


羽根物に貯留機能で革命を起こしたビッグシューター。

当然の事ながら爆発的ヒットとなり、どこのお店でも簡単に打つ事が出来ました。



全国的に設置され、他メーカーも追随するようになると、打ち手の期待は平和からの

正当後継機の登場でした。



そして遂に姿を現したのが「シューター」のブランドを受け継いだミラクルシューターだったのです。

トータル的な雰囲気もイメージを残したものとなっています。



役物内部の後方にはミラ-ボールを模したと思われる球体があり、上段ステージで飲み込まれた玉が

下段ステージで吐き出されるようになっています。



基本的なスペックを受け継ぎながらも新たなゲーム性を模索したと思われるこの役物。



しかし、これがとんでもない仕様となっていました。


球体は常に不規則に運動しているわけですが、その為玉の飛び出しタイミングが予測不能となってしまって

いたのです。不規則だけならまだ良いのですが、場合によってはいつまで経っても玉が飛び出さず、延々と

球体の中で貯留されてしまったのです。


その為、折角Vに入賞してもタイムオーバーで大当たりが無効(羽根物は開閉後一定時間が経過すると、

大当りの権利が消滅します)となるだけでなく、タイムラグの間はチャッカーへの入賞すら無効となるとんで

もない仕様になっていたのです。


連続入賞を有効にすると、複数入賞で球体の中で玉詰まりが発生する事を懸念した為だと思われますが、

これが致命傷となってしまいました。


ヒット機種の後継機というプレッシャーから役物にこだわりすぎた結果、ゲーム性が完全に破綻してしまっ

ていたわけです。


しかもどつきで、ある程度Vを狙えるようになっていた為、釘を甘くして対応する事も出来ず、革命マシンの

後継機は「失敗作」の烙印を押されてあっという間に姿を消してしまいました。


ビッグシューター自体は相変わらず抜群の人気を誇っていましたが、以後平和が「シューター」の冠を完全

に封印してしまったのは、この台が原因だった・・・と思っているのは自分だけですかね?