・サンダードラゴンGP(三共)
パチンコが新要件に移行した際、機種別区分による「最大期待出玉数を統一する」と
いう変更が行なわれました。
デジパチや権利物同様に羽根物までもが「16R・10カウント」まで上限が緩和された
のです。
従来の羽根物は「最大継続8R・10カウント」でしたのでほぼ倍増した事になります。
そしてそのスペックを最大限にまで活用したのがこのサンダードラゴンなのです。
大当りすると役物内に巨大なアームが出現し玉を貯留。9カウントもしくは羽根が18回
開閉で解除され、貯留された玉が(ほぼ)Vへ入賞するようになっていたのです。
完走すれば出玉はほぼ2000発。
しかもラウンド間(貯留解除からVへ玉が入賞する間)にヘソに入ればラウンドがリセット
されるという連荘性まであったのです。
もうこうなると従来の遊べるゲーム性ではなく、役物を使った権利物と言っても過言では
ないでしょう。新基準羽根物は当初はその一撃性から話題を集めますが、やがて徐々に
勢いを失い従来のシェアも失う事になります。
遊べなくなったという理由もありますが、出玉的にはデジパチや権利物と変わらないわけ
ですから、本来のシェアを守るのではなくそれらの機種と競合する事になってしまったの
も大きな理由ではないでしょうか?
そうなるとデジタルの回転率を調整するだけのデジパチと比べ、お店側の調整に負担の
かかる羽根物は敬遠されるようになります。更に役物で抽選という仕組みからゴトやどつ
きの危険が常につきまとう為、営業中のコスト(人件費)も余分に必要となります。
大当りの出玉が同じなら、お店がどちらを選ぶかはあえて説明する必要はありませんね・・
当時既に羽根物はジャンルとしての勢いを失いつつありましたが、新基準によって規制が
緩和された事が逆にその寿命を縮める結果になったのは皮肉な話ですね。
■おまけ
兄弟機として大同から登場したサンダードラゴンDⅠ。
他にも払い出しが13個タイプのEXなんかもありました。
■ゲームで遊ぶ
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