ゲゲゲの鬼太郎 | 懐かしのぱちすろ名機列伝xxΣ

ゲゲゲの鬼太郎

【メーカー】サミー
【販売年月日】2000年1月
【タイプ】A
【特徴】初の液晶搭載機


規制緩和により、大量獲得機や多ライン機が続々と登場する中、幾度となく噂されていた

液晶搭載マシンが遂に姿を現しました。


従来の機種はメイン基盤に全ての制御が組み込まれていたのですが、多様化する演出に

対応する為にはその容量があまりにも少なすぎました。


その為、演出部分限定で新たに認められたのがサブ基盤だったわけです。

あくまでも抽選結果に対応した演出しか行なえませんので、当初は否定的な意見が多かった上

開発の手間も余分にかかるというわけで、メーカーもあまり乗り気でなかったような気がします。



「一応可能になったから作って見るけど面倒くさいなぁ・・」


そういう空気が流れていた中、唯一積極的な姿勢を見せていたのが、タイアップ路線を開発の

軸に据えていたサミーでした。


確かにキャラクター演出は豊富でしたが、不評だった8ライン機と言う事もあり、記念すべき液晶機の

デビューは決して芳しいものではありませんでした。



「演出で出目の楽しみがなくなる」



当時最も多かった意見ではないでしょうか?

その為、演出云々よりもビッグ中の小役確率の設定差を利用した判別や、変則押し時のコントロール

制御を利用した小役狙いなど、液晶を無視した立ち回りばかりが話題となっていたような気がします。


唯一、「設定変更直後の5G目に液晶にカラスが飛ぶ」というのが話題になったのですが、これはお店も

簡単に対策出来た為、恩恵に預かる事もあまりありませんでした。


知り合いがイベントで鬼太郎を打った時、



「総回転をチェックしておいて、翌日5G増えているのが変更台や!」

と意気揚々と朝一から調べていましたが、全台前日のままでしたw


「なんでや・・・・全台据え置きか?」


とほざいていましたが、そんなのデータ機の電源だけ切っておけば問題なしでしようが・・・

と思ったのは内緒の話ですw



自分はほとんど打つ事はなかったのですが、一度だけ設定6を朝から打った事があります。

「ビッグ30回で翌日サンダーか鬼太郎の設定6を開放」という意味不明のイベントがあったのです。



鬼太郎なら設定1でもビッグ30は狙えるだろうと・・・友人を誘って打ちにいったのですが、狙って

いたのは自分達だけでしたwお陰様であっさりと権利をゲットしたのですが、じっくり打ったのは

この時だけでしたね。


朝から設定も確認させてもらってカラスが飛ぶのもしっかり見て、ビッグ中のチェリーも問題なく

落ちてまったりと遊戯させてもらいました。


只、スペックをあまり知らなかったので途中、「さすが高設定やね。B14やけどR17も揃ったよ」

と同じくサンダーの6を打っていた友人に話したら・・・



「バケは設定差ないで」


・・・・


・・・・


え??

その後閉店までバケは1回しか出ませんでしたw