・■海一番R
【メーカー】山佐
【販売年月日】2003年3月24日
【(C)】三洋
【タイプ】AーST
【特徴】CR機をベースに確変突入・継続が50%ループされる
パチンコで大人気のCR海物語を液晶で完全再現。
三洋物産との正式タイアップで、海を打っているパチンコファンにパチスロの
楽しさも知ってもらおうという触れ込みから、話題性は抜群のものがありました。
基本的には液晶演出がゲーム性の中核をなしており、オリジナル演出に加え
パチスロならではの追加演出も加えられています。技術介入性はほぼ排除されて
いる事から、やはり初心者層をターゲットに開発されていたのでしょう。
しかし、この台の仕組みはCR機がベースになっているのですが、通常時のボーナスは
テーブル解除に依存するものであり、パチスロの仕組みを知らない初心者が適当に遊ん
だ後に、ハイエナがボーナスを奪い取るという、本来の目的が完全に裏目に出る結果と
なってしまいました。
その結果、登場時の人気が嘘のようにあっという間に客が飛んでしまいました。
演出重視のゲーム性は賛否両論がありますが、海というパチンコのビッグネームを
使用する以上、やはりオリジナルのイメージをもっと活かす必要があったような気がします。
「たら・れば」は禁物なんでしょうが、ボーナス当選を毎ゲームの抽選にして設定差を
継続率と解除率で調整していれば、ジャグ並の人気を勝ち得る事もできたのではないでしょうか?
連荘機時代に登場したという背景はあるにせよ、それが逆に予想外の短命に終わった理由だった
ような気がします。
余談ですが、海のキャラを使用する替わりに三洋からはカエルをモチーフにしたパチンコが
登場するという噂が当時は流れていたのですが、結局真相はどうだったんでしょうかね?
又、山佐の直営店では「海二番」という後継機も登場していたのですが、残念ながら陽の目を
見る事はありませんでした・・・
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