■リニアフラッシュ-30
【メーカー】オーイズミ
【販売年月日】2003年3月18日
【タイプ】A-AT
【特徴】新筐体ベガスロで颯爽と登場
AT等の新機能ではなく全く別のアプローチから登場したのがオーイズミの
リニアフラッシュです。
最大の特徴は独自筐体を採用する事による、新感覚パチスロをアピールして
いる事でしょう。リール部分を斜めに配置した巨大筐体は「ベガスロ」と名づけ
られ従来機とは異なる新ジャンルとして位置づけられていました。
筐体自体で100万円近くする高価なものだったのですが、一度導入すれば
以後はソフト部分の交換でOKという分離筐体のようなシステムを採用してお
り、ソフト開発で他社の参入も検討されていました。
実際、初期はパチスロメーカー数社のみならず、豊丸や三洋というパチンコ
メーカーの参入も発表されており、過熱する4号機のシェア争いの台風の目に
なるかもと噂されたものです。
・・・・が、実際に導入されてみると思った程シェアは伸びませんでした。
ハードが高価な事もあったのですが、スペースを取り過ぎるという致命的弱点
を解消できず、話題性で導入するホールはあったものの、実際の設置は殆どが
大型の地方ホールに限定されてしまったのです。
この状況に参入を検討していた他社も結局は開発を進める事はなく、後継機が
発表される前に姿を消してしまいました。
(一応フラワー天国というのが登場したようなのですが・・・)