別時刻...峠山頂 。

 

直売所駐車場....。

 

自販機前

 

...ガチャン。

 

ランエボの男「ふう...。」。

 

セリカGT-FOURの男「お、来てたんや?」。

 

 

ランエボ6の男「まあ、ちょっと流しに」。

 

セリカGT-FOURの男「なあ...最近変な車に絡まれるんだよ。」。

 

ランエボの男「と言うと?」。

 

セリカGT-FOURの男「ここから帰ろうと、エコ一ラインに入ろうとしたら、ものすごい煽りを受けてさ、黒いコンパクトカーに」。

 

ランエボの男「あーよくいるよな、スイフトとか、軽とかで勝負かけてくる奴、面倒くさいよな。ラパンとかエッセにターボかなんか積んで粋がってるやつ、そんなんでしょ?すぐ分からせてあげれるやん?」。

 

セリカGT-FOURの男「それが...まったく離れない。結局譲ったんだけどさ」。

 

ランエボ「マジか?負けた?」。

 

セリカGT-FOURの男「バトルなんてしないよw」。

 

ランエボ「まあ、変なのには関わらない方がいい、さすがこのハイスピードステージには来ないでしょ、岐阜のターンパイクと言っても過言じゃない高速ステージだからな。ほかっときゃあ」。

 

セリカGT-FOURの男「ハイスピードステージなのは東側だけでしょ。西側は途中の分岐から山登ると、けっこう低速ステージじゃん?」。

 

ランエボ「西側は行かないなあ...ゼブラだらけで走りにくいもん。」。

 

セリカGT-FOURの男「...。ま、まあたしかに荒れてるよな。昔はあっちが栄えてたらしいけど。」。

 

ランエボ「あっちは走りにくいからやだよ、普通にワインディングを楽しめればね。」。

 

セリカGT-FOURの男「そうだよな。夕方だし,そろそろ飯やで帰るわ。」。

 

ランエボの男「うぃー気をつけて!」。

 

...ブーン.

 

...。

 

セリカGT-FOUR「...なんか来た。またアイツか?譲るか...」。

 

チカチカ。

 

??「ふん、高速ステージでコンパクトカーに譲るなんて、雰囲気組ばかりね!」

 

キーン!

 

....。

 

.....。

 

ランエボの男「22時か..さて帰ろうと...。」。

 

ブーン...。

 

...。

 

チカッ

 

ランエボ「...なんか来るな?うわさのやつか??」。

 

チカチカ!

 

ランエボの男「バトルサイン...やれやれ」。

 

??「ふふふ、勝負してくれそうね?」。

 

キーン!

 

100.120.140.160.180...。

 

ランエボの男「...さすがに離れたか!まあ身の程が分かった..」。

 

ランエボの男「...。」。

 

チカチカ!

 

ランエボ「!!...まだ来るのか!?NCP13だと!?舐めんな!こ、コイツ!」。

 

喫茶店前を通り過ぎ、

 

下り...

 

そしてトンネル内を通過する。

 

ランエボの男「こんなスピード域でこんなところは...はじめてだ...やばい感じがする」。

 

??「ここからキツい下り...踏み切れるのかな?」。

 

T橋バンジー前

 

ランエボの男「180km..5速でリミッターとは...なんてこった6速がまるで使えない...」。

 

??「思った通り...ノーマルじゃない?もしくは車高だけ落としたライトチューンね。」。

 

ランエボの男「だが、向こうだってギア比は知れてるはずだ!せいぜい最高速は204kmまで..高速区間さえ...しのげば」。

 

??「雰囲気組さん先行くねーw」。

 

キーン

 

ランエボの男「おい!死ぬ気か!?橋の上で抜こうってのか?...抜かれた!?バカな..ファイナルやタイヤも変えてるのか?いつもの、橋の終わりの緩やかなコーナーが恐ろしく見える!」。

 

ギャアアアア!

 

ランエボの男「マジか...ブレーキする気ないのかよ?アウトに膨らんで橋脚に刺さるぞ!」。

 

トンネル内にさしかかる。

 

ランエボの男「クリアした..リミッターで加速しない...ストレートで離されるなんて...。

...この先は長い下りストレート後に二連コーナー。一番スピードが乗るストレート区間、奴は知ってるのか?」。

 

200kmオーバーで、

 

急コーナーにさしかかる...。

 

ギャアアアア!

 

最低限の減速で、

 

難なくクリアしていく、ヴィッツ。

 

ランエボの男「高速からのフルブレーキング競争...こんなのはチキンレースだ!正直恐ろしい...これ以上は...ふ、踏めない。」。

 

キィー!

 

??「足を固め過ぎみたいねw割と面白かったわww」

 

ランエボの男「まだ、立ち上がってからなら..いない!?」。

 

??「ふふふ…ビビりすぎ!多少は歯ごたえあったかな?決まりね。今日も撃墜!」。

 

ランエボの男「ヴィッツに負けた...ありゃ黒い弾丸...だな。恐怖心がないのかよ?」。

 

...。

 

.....。

 

ランエボの男「あいつ、そりゃバトルなんてしない言うわな...むちゃくちゃだよ。ライトチューンや初心者を狙ってるんだな!」。

 

...。

 

...。

 

別日。

 

K市創造センター、エーラ付近

 

ザー.....

 

ミナト「今日は雨か...傘忘れたな。あそこのスーパーで買うとするか」。

 

ミナト「ん?あの車は....」。

 

サービスカウンター前

 

サービスカウンター「いらっしゃいませ!ご用件は?」。

 

客「ちょっとポイントカードを...」

 

カッカッカッカッ

 

ドン!

 

ミナト「3万返せ!このヤロウ」。

 

回りの客 じぃー....

 

客のおばさん「お嬢、どうしたの?」。

 

サービスカウンター「いえ何でもございません!ご用件こちらで承ります!ちょっと頼んでいい?」。

.....。

 

ミナト「見つけたぞ!このヤロウ!」。

 

デブの女「ちょっとあとにしてくれない?妨害で警察呼ぶわよ」。

 

ミナト「くっ...」。

 

客のおばさん「...ふふふ、あんたもお嬢にやられた口かえ?お嬢、まーえーよ!カラオケ喫茶にいてくるでな?お嬢おとなしくしくしとかなかんよ?」。

 

お嬢と呼ばれたデブ「ほら!ギフトの話しなきゃいけないのに、帰っちゃったじゃない!」。

 

客「なんか騒がしいな」。

 

客「...知ってるか?この店のレジ、元レディースとクソ速い女走り屋がいるって話」。

 

...。

 

ミナト「終わったのか?」。

 

お嬢「で?何か?」。

 

ミナト「3万返せ!リベンジしろ!」。

 

お嬢「なんでしなきゃいけないわけ?勝手に話に乗ってきたのはあんたじゃない?イヤよ!下手くそ!」。

 

ミナト「バトルは勝手に仕掛けて、受けないなんて卑怯だぞ!走り屋なら受けて立つもんだろ!!」。

 

お嬢「いつから走り屋なわけ?一緒にしないで!走り屋遅いくせに大嫌いなのよ!私はこう見えて、全国各地にアイドル追っかけに忙しいのよ!速い車を買ったのも夜中高速道路でかっ飛ばして、愛しのアイドルに一刻も早く会うため、誰より早く並びたいの! そのためだけよ!...ね?実用的でしょ?下品で気持ち悪いあんたたちと一緒にされたらたまらないわ!じゃ忙しいから失礼」。

 

ミナト「な、何!? あ、アイドルの追っかけ!?ふざけるな!...ちょ待て!」。

 

お嬢「何よ!離して!」。

 

ミナト「もう一度勝負しろ!」。

 

続く...?

 

 

追記w

 

参考資料つづき・・w

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こわっw

 

よくグランツで刺さるのはこれが原因か?