※この話はきっとフィクションです。

健:「あー腹減った…。今日はいいルアーが木に引っかかっとらんわ。コーヒー代にもなりゃしねえ。もっと流行らせて、釣れる噂を流すかw いっそのこと土嚢でも沈めとこうかw」。

注)犯罪です。止めましょうww

健:「ン?あれは、よう!おっさん久しぶり」。

前回張り付いてた男:「久しぶりやな、いいルアーとれたかや?wルアーのなる木、はよ探さなww釣りよりそっちがメインか?w」

健:「はあ?wおっさんは釣れたのかよ?」。

おっさん:「おっさんいうな、数日前ベッドを見つけたけど食わんわ、オスバスは簡単食う言うやん?何度通しても、一回もクランク喰わん、諦めてこっち来た。」。

健:「猫も杓子もクランクだからじゃないんですか?w じゃ名無しの太郎さんで、太郎さん巻きしかしないでしょwワームは巻き感なくてノー感だからいつも使わない、男らしくないしーとかいって、めったにテキサスも使わない。本当はスピニングもダウンショットできないんじゃ?」。

太郎:「あんなの気持ち悪いわ、大物しか狙ってないからなこっちのシマじゃノ一カンだ、そんなのは見せられん、土木のオヤジのレコードの58は俺が塗り替える」。

健:「まあいいやwところで最近、岐阜野池ガイドとか言うの来てません?」。

太郎:「変なステッカーのやつかや?双眼鏡で森の中から遠巻きに一挙一動見てたが、釣れとらんかったぞ?帰り際に向こうから話してきて、テキサスがスパイラルがどうとか言ってたが。入れ替わりに急いで森のなかにいったぞ」。

健:「変質者ですね。お巡りさんコイツです! まあその例の連中とはたぶん違うっすw プロが野池ガイドしてくれるらしいぜ。一万くらいかな」。

太郎:「そんなの人に聞けばええやら?自慢話ぐらいするやらぁ?友達おらんのかえ?w」。

健:「違うんやて、プロが他県からぞろぞろ釣れてきて釣らせてる、で自分でもデカバス釣ってるw」。

太郎:「なんやそれ、客怒らんのか?」。

健:「みんなでエンジョイらしいぜ、かなり人気ある。しかも主に東濃ガイドのはずが、このあたりでも見たらしいんだわ…どこをガイドしたんだろな」。

太郎:「そういや、S市のセレモニーホール前でそんなのいたな。式場の駐車場にどうどうと無断駐車wwぞろぞろ5人位つれてたか?ざっと5万円か?wさらに会社からプロならさらに給料もらってるやろし、ええなあ。」。

健:「許可取ってるかもよ?知らんけど。なんでも会社からはクソほども、もらってないんだとさ、雑誌にもでてるプロなのになあ。ルアー開発してルアーが売れないとダメ」。

太郎:「契約したのに、ケチくせえ会社やなコヨーテって。なんでそんなこと知ってる?エラクーで儲けてないのか?」。

健:「さあな。知り合いに釣りウマの兄弟がいるんだが、そいつがガイド申し込んだら、でかいの釣れて、舞い上がってんのよ。開発中のプロトのフロロもくれたらしい、赤、なんちゃら」。

太郎:「知っとる知っとる、玉置兄のほうやら?あやつはバスボートまでもっとるしな、俺にガイド申し込んだらタダだったのにな?なあ金くれや?」。

健:「テクも情報量もちがいますぜw あと気に入ったリピーターさんを弟子みたいにしてるらしい。舎弟みたいな。例の連中とかわらんよな。世の中情報化社会なのよ。
あった、この記事のヤマトちゃんていう、この子だよ」。

太郎:「…長良川ガイド、模擬対戦してプロガイドをガチでやっつけたって喜んでるな。あれ?ブログのこの子、話なしたことあるぞ?そこの木材屋の子やな。まだ始めて二年です!って言ってたが鋭いベイトキャストだったな。…まあその会社のルアーと、最近のことしかわからなかったがな」。

健:「始めて二年だと...。さすがプロ直々の指導なんだな。やっぱりおっさんじゃんか、ルアーも話によると代理で開発中らしい。ドラえもんだっけ?もはやプロの右腕、いや影武者かな?w」。

…。

別の日 夕方
野池の流れ込みにて、ガードレールにまたがり

静かに湖底にジグヘッドワームを放置し続ける男がいた。

ヤマト:「奴は必ずくるはずだ。この二年、金はかけるだけ掛けた、大好きだった音楽バンドも止めた。プロから場所、最新のテクニック、最新のタックル、惜しむことなく吸収した。もはや吸収するものはない。このPEパワーフィネスがあればこのエリアのレコード必ず穫れる!」。

...続く?