1年ぶりの株の総決算してみた、ビギナー現物のみの甘夏っちゃんです!
下がってもまた上がるというお話です。
この1年で2度暴落があったじゃない?2024年夏と先日の2025年4月あたりに。甘夏っちゃんはいつもこういうとき何もできず傍観して値が戻るのを待つだけなんだけど、この1年は色々考え実行し失敗し学びがすごくあった。
まず24夏の暴落の時は一部の株を売りました、ちょっと分析が甘いかもと思いつつ買って長期保有するほどの自信もない銘柄。この頃は大きな地震がありいろんなものが値上がりした末に米すら不足し全体的に生活に対する不安感が強かったのと、親の通い介護で行ったり来たりの生活で落ち着いて売り買いできる環境じゃなかったの心理&物理面で今リスクを持っておくのがストレスだと感じたので一旦手放そうと決めました。
利益を確定できたものが+40万、損切りしたものが-5万。プラマイではプラスになるんだけど、実際は含み損が大きすぎるものは怖くて塩漬けにしてるだけなのよね利が出てるものは一旦利確し損が少ないものだけ切った感じ。
少ない経験の中で、含み益っていうものは売るまではただの幻っていうのを学んだから、こういう時に一旦利確しておくことも大事って思ってる。
で、そのあと強烈なアップダウンを繰り返してもなんやかんやで値は戻るっていうのを確信した。長い歴史でそう言われ続けきたとおり、下がっても上がるというのをしっかり見た。そして頭に刻んだのよ、暴落時に買えと。
この時期は忙しくて実際の売り買いはできなかったんだけど、そもそも売ったのも少額損切りしてでも狙ってた株を買うために買付余力を確保しといたほうがいいかもっていう判断もあった。買うかどうかは別として、いつでも買えるようにしてもおかなきゃ始まらないじゃない?
で結局バタバタして買えないまま大波は小波へと収まり割安感は薄らぎ平常に戻ってしまった。残念だったわ。
だから再度自分の頭に言い聞かせたの、次の暴落時は1銘柄でいいから絶対INだよって。
そして今年25春の暴落。トランプの関税ショックで世界がひっくり返しましたよね。戦争や大災害とちがって短期で収束しそうなわかりやすい暴落で、1000%これは買い時なのだと思った。キタコレ去年の夏やったやつ思ったより早く復習できるなんてラッキーだわとニヤニヤしたほど。機関の様子見が終われば(きっと1ヶ月もすれば)戻すんだから投信に組み込まれるような大きな会社の銘柄を買っておくべきって脳が訴えていた。のに。
結局買えなかったのよ、頭ではわかってても買えなかった。どれもこれも割安だと思ってしまって銘柄を選びきれなかった。ほんとソフトバンクでもトヨタでもAPPLEでもテスラでNVIDIAの未単元株でもどこでもよかった、なにか買うべきだったのに、今年はNISA枠も丸空きで買付余力も残していたのに、なんか決めきれなくて機を逃した!!!
そして案の定1ヶ月も経たないうちに値は戻った。今回は歯軋りするほど悔しかったわ!
だってわかってたんだもの、株価を見て頭の中で今日こそ実行しようって毎日思ってた。男になるんだmy son今がその時だってワケのわからない台詞が頭をグルグル駆け巡っていたというのに実行しなかったのよバカバカ〜
自分の馬鹿さに腹が立ち、心に刻むためにあえてタラレバの損益計算をしてみたわよ。
もし24夏の暴落時に手放さず今売ったら+250万
もし25春の暴落時にたった1銘柄でも買ってたら+12万だったわ〜
+40でもありがてえわと思ってたけど1年経たずに250になり得たんだって思うと暴れたくなるわ。この利益があれば塩漬けも手放せたのによ。この悔しさを忘れるな自分よ!
ご覧のように値は戻すのよね。
未来の私、次は狼狽売りせず絶対買えよ〜
めちゃくちゃ反省したところで、やはり株は実勢よりマインドに左右されるんだなって身をもってよくわかりました。狼狽売りしないで行こう、現物のいいところは待てることなんだから。そして買い時は迷いすぎず大手を買っとけと。1単位数十万円くらいのものを3つくらいでいいから売り買いの経験を積んでおこう。
買付余力ないと買えない、買わないと始まらない、売らないと買付余力増えない。
このサイクルを停滞させず循環せねば
この1年のチェック。本当に上がったり下がったりで全然売買できてないわと思ってたけどチェックしてみると数回の取引はしていた(相変わらず1桁台ですが)。そして最近、昨年買って2度大きく下がってまた戻ったものを思い出したので+5万くらいですが一旦利確しました。今年に入って初めての利益よもう6月になるのに。少ないけど確実に5万円生み出したことが肝心です。含み益のままではただの数字なので売買の経験をして実際の利益を出すのが大事だもんね。
新NISAで初めて投資をやってみた若い人も多いと思うけど暴落時に下がった価格は2度とも回復してるはず。でも買った時はもっと高かったと思う人も多いでしょう。時期的に超円安のときにオルカンとS&Pにぶっ込んでその後すぐ円高にシフトしたもんね。でもそれも長い目で見ると平らになっていくのが投資信託の良さだと思うのよ。毎月の積立ならなおドルコスト平均法のメリットが活かされると思うし。
ドル建ての投信を買って5年ほど過ぎたんだけど、為替に左右されるところはあってもある一定の期間を超えたら多少の上下があってもプラスは確保されて行くようになった。利益が何%かってところが上下するだけでマイナスではない、実際に分岐点を過ぎてからは運用実績がピーク時150%〜暴落時130%くらいの幅で推移している感じ。
株のように短中期で利益を出すものではなく貯金のように数年寝かせて複利で育てるくらいのつもりでいたらいいのかしらと今では思います。
実際に経験を積みながら自分の投資スタイルを少しずつ確かめていくしかないんだけど、今回は短期間の2度の暴落で浮き彫りになったというか自分がしたい方向や必要なことがいつもよりよくわかった気がします!