大卒手取り14万だった甘夏っちゃんです!
先日親と長電話したとき、初めて自分の若い時の苦労を愚痴りました。
高度成長期世代の親は氷河期世代の子の苦労...不景気な時代の過酷な労働環境についてよく知らず、時代背景を無視したお説教をすることがある。今まで話さなかった実態を話してみたら結構驚かれ、あなたも苦労を乗り越えてきたんだ...とアラフィフになって初めて親に労ってもらえました![]()
今振り返ってもあの頃ひどかった![]()
- 手取り14万
- 昇給がない、あると言われてても実際はない
- 毎日2〜6時間の残業があるのに残業代が一切つかない
- 休日出勤があっても無給
- ボーナスがない、あっても0.5〜1ヶ月しかない
- 退職金制度がない
- 雇用条件の仕事内容と勤務時間は実質無制限
- 下ネタ・身体的接触・性的関係の誘いなどありとあらゆるセクハラ行為
- 上記が嫌なら会社を辞めろという
私がアラサーまで勤めた会社はどこもこんなものでしたが、何がひどいって、無給労働が多すぎる
時給が低いとかのレベルじゃないのよタダ働きなのよ、これが今になって地味に効いてくる。
残業や休日出勤分普通に時給が発生していたら毎月後5〜6万は手取りが多かったはず。単純計算で20年分で1000万円は損してると思う。もしこれがあったら年金や老後の貯金が多かったし、手取り14万じゃなかったらもう少し若くから投資もできたはず〜
今になって思い知る無給労働の呪い、これが貧困の根っこだったってこと。
そういう時代だったといえばそうだけど、悔やんでも悔やみきれない。無職になるよりマシだと思って我慢してサ残やサ休で働いてたけど、無給なら実質無職と同じじゃん!
私がした苦労は無給労働によって1円も積み上げられてなかった。そんな環境で我慢すべきじゃなかった。
若い人に言いたい。いまの時代も過酷な経済情勢だけどタダ働きをさせる会社に長居は無用、走って逃げて!歳を取ってからも貧困が続くことになりますよ、と。
そんなこんなで老後資金、予定よりマイナス1000万だわ!
