冷蔵庫にあるもので作る!を信条にしている甘夏っちゃんです!
冷蔵庫にあるものを駆使して献立を組み立てる、これがどれだけ尊いことか、主婦の皆さんならわかりますよね?!
生鮮、冷凍、賞味期限、栄養バランス、和洋中の統一感、アレルギーや好き嫌い、1週間の中での味の変化...総合的なバランスを取ることの難しさよ!
うちは夫婦共に料理をするので調味料の種類が多く、アラフィフのババアとジジイの二人暮らしで無駄を出さずにいかにアレンジして使い切るか試行錯誤しとります。今回は、そんな中で捻り出した調味料のTIPSを!
調味料を本来の目的以外で使えないか?
ひと通りの調味料、少人数家庭だと種類が増えても消費が追いつかないのが悩みです。特に液体調味料は消費期限が2週間〜1ヶ月程度と意外と足が早いんですよね。また、昨年から軒並み何度も値上がりして、使い切らないと家計にも痛い状況になってきています。
そこで甘夏っちゃんは毎日の料理の中で、調味料をフルに使えないか、代用方法を試しています。考え方としては、トンカツソースをとんかつの時だけに使うんじゃなくて、他の料理の時にも使っちゃえという考えです。これはメーカーさんも推奨されていて、メーカーの公式HPには調味料を使ったレシピ集が必ずあるんですが、中にはへえ〜そんな使い方もあるんだ!って目からウロコの提案もあります 最近では一般的になりましたが、マヨネーズはサラダオイルのように炒め油として使えますよね、そんな感じ。
パッケージに書かれている使い方だけにこだわらなくていいんです!メリットは冷蔵庫のドアポケットを占領している半端な調味料を使い切れることと、その半端な調味料を使って別の料理の調味料を買わずに代用しちゃえることです。◯◯専用調味料を増やす→余らせて在庫になるor同じメニューが続くことからの解放ですウフフ
以下は実際にやってみてアリだなって思った手をご紹介。
トンカツ・ウスターソースは万能

トンカツソースやウスターソースって実に汎用的で。揚げ物やキャベツの千切りにかけて食べるだけじゃなくって、下味に使いやすい。ソースの材料って野菜・果物・スパイス・砂糖・塩・酢がベース。この材料で考えると、肉系のシチューとかカレーに入れるものと同じなんですよね。シチューやカレーのルーを使うにしても本格的に一から配合するにしても隠し味に使えます。コレに気づいてからソースが余ると言うことはなくなったな〜あと、お肉の下味にも使いやすい。甘味塩味酸味と香辛料も含まれていますので、生肉に絡めて下味としてつけておけばOK。
焼肉のタレは煮物やすき焼きの素に
焼肉のタレは肉の下味として絡めたり炒め物に使うくらいはやっていましたが、煮物やすき焼きのわりしたとして使ってみてもおいしい。焼肉のタレもソース同様、果物と野菜と香辛料がベースで甘味塩味酸味のバランスが良い、それに加えて日本食の主成分と言っても過言ではない醤油・みそが配合されており、さらにニンニクが効いている!とりあえず甘辛い濃い煮物系にピッタリなんですよねーあと、味噌汁や中華スープにちょこっと足すと風味が出るので汁物の隠し味にも使いますよー。
クリープひとつで料理もお菓子も
甘夏っちゃんが調味料の使い回しに開眼したのがクリープでした類似別製品Xで生クリームっぽいものを作れるというのが流行ったときにやってみたけどあまりおいしくねーなと思って余らせた、そして消費したくてお菓子を作る時に牛乳の代わりに適当に製品Xを溶かしてぶちこんでみた。その製品Xはあまりおいしくなかったんだけど、お菓子作りや料理で牛乳大さじ2だけ必要ってときあるじゃない?そのためだけに小さい牛乳を買うのがめんどい、ババアとジジイなんで牛乳もそんなに飲まないしもったいない、こんなふうに粉状で備蓄できて牛乳の代用にできればと思ったのがきっかけでした。
そこで牛乳の成分からできているクリープを常備して使ってみることにしました。公式にも牛乳や生クリームの代用として使えると書いてありますしレシピも参考になります。私はかぶのポタージュをもう少しクリーミーにしたいときとか、みそ味にクリープとバターを足して洋風にしたりとか、ポテサラやお菓子を作る時も溶いたクリープの濃度を調整してコクを出します。うちのクリーミー系風味はほぼクリープで味をつけています
パスタソースはポテンシャル大
数年ぶりに海鮮系クリームパスタソースを買って食べてみたんですが衝撃のうまさでしたいやぁこれでいつものアレをなんか本格的な感じのアレにできるんじゃ?...と意味不明なアレンジ欲がわくほどで
甘夏っちゃんはこの海鮮系クリームパスタソース(2人前200〜300円くらい)をドリアやクリームコロッケにします。本来ならば旨味の強いエビやカニの身などをふんだんに使いたいところですが、貧相な安いミックスシーフードやカニカマで代用します。ソースが美味しいのでなんかもう安い身でもゴロッゴロしてればうまみと高級感が出るんだよなー(まだやってないけどちょっとマッシュポテトを混ぜて惣菜パンやパイの具にしてもおいしいと思う)バジル系のソースはポテトサラダやカルパッチョやマリネの下味として汎用性が高いです。
デミグラ・トマトはペーストで持っておく手も
缶詰で常備する人は多いと思うんだけど、うちみたいに少人数世帯にとっては1缶分でも量が多く、シチューとかガッツリ作るわけじゃない時にわざわざ一缶開けるのもハードル高い。そこで私はパウチになった小分けのデミグラソースやトマトペーストを買うようになりました。
少しトマトの酸味を加えたい(でもトマト缶使うほどでもなくケチャップだと甘すぎる)時やちょっとだけミートソース風の味を作りたい時に。別々でも使えるしデミグラ+トマトペーストの合わせ技でも使えて、缶よりも省スペースで常温保存できるのがメリットです
...ということで、なんか思いつくままにズボラ家事をお届けしました。スパイス類を揃えていればどんなソースも作れますが最近は合わせ調味料もとってもおいしいのでどんどん活用していきたいです。
調味料の代用はまずパッケージ裏の原材料を見て、なにでできているかでだいたい用途が見えてきます。あとは加熱用かそのままでも使えるかは確認(公式で推奨されてない場合はやめておきましょう)。
うちは夫が男の趣味的休日料理のために汎用性のない材料を在庫も見ずにどんどん買ってくるので、かしこい主婦と致しましては意地でも使い切ってやりたく、今後も研鑽を積んで参りたい所存でございます