全く身動きできないとき〜割とウロウロできる暇なとき、

入院生活は時間だけはいっぱいあります。

体の状態や院内ルールのもとで少しでも快適に過ごしたいですよね。

私が腹腔鏡手術時と開腹手術時に持って行ったグッズを紹介します。

私が重視したのは

「寝たきりに近い術後2日間くらいをなるべく快適に過ごす」です。

 

◉スマホ、ipad、ポケットwifi

とりあえずスマホがないと。。。

起きたり薬や診察の時間の確認のためアラームやスケジュール帳を使いますし、

ゲームや音楽やLINEでやり取りをすれば気分がまぎれます。

経過や入院食を写真で撮ったりして入院記録をつけることもできます。

ポケットwifiを持って行った方が確実でしょう、

部屋の位置によっては繋がりにくいですが特に使用は禁止されていませんでした。

 

ipadはamazonプライムなどドラマや映画を視聴したり

kindleでは本も読めるので一台で大変重宝しました。
お部屋に備え付けのTVは専用カードを買うのですが、

毎日BGMがわりにつけていると一週間だと結構なコストですし、

ネット動画の方がコスパはいいと思います。

 

充電器はお忘れなく、

イヤホン使用は当然ですが大部屋の場合は着信バイブ音にも配慮したいところ。

特に消灯後は通知でバイブを外すか、

飛行機モードにして着信自体をやめることをオススメします。

(PCはキータッチ音がうるさいので個室でもない限り実質NGっぽい。

男性の部屋も含めて大部屋で使ってる人は見ませんでした)

 

◉イヤホンとイヤホン延長コード

室内はイヤホン使用が原則です、電話での通話も含めて音は一切出せません。

院内でも200円くらいで片耳の簡易イヤホンを売っていますが、

いつも使っているスマホ用の両耳のものの方が慣れてるし質も良いでしょう。

 

ただし、TVから離れているのでイヤホンの延長コードは持参した方がいいかも!

私のスマホ用イヤホンのコードは1mでしたが、

TV台とベッドの距離的に寝ながら視聴するのには微妙に足りませんでしたし、

座れるようになっても決まった位置と角度でしか使えなかったので、

2回目の入院の時は1mの延長コードを家電量販店で買って行きました。

100円くらいでした。非常に快適でした。

体が動かない時の気分転換は音楽とかTVくらいしかないので、

イヤホンはぜひ使い慣れたものをお持ちになられた方が良いと思います。

また、眠れない時の耳栓の代用にもなりますよ。

 

◉コンセントの延長コード、二股コード

電化製品は持ち込み禁止ですが、スマホやWiFiの充電くらいはさせてくれます。

ベッド周りにはいくつも電源があるのですが位置が微妙。

部屋によっても使っていいコンセントの位置が変わったりします。

手術直後はスマホとTVくらいしか自由にできませんので、

寝ながら充電したり視聴できるかは大切なことでした。

もし家にあるなら念のため1m位の延長コードを持っていくと役立つかも。

 

◉耳栓

痛みや環境の変化でなかなか寝付けない人も多いです。

私は不眠症なので特に大部屋の時は耳栓なしでは寝られません。

スマホ用のイヤホンでも代用できますが、

横向きに寝られない形状のため耳栓を別に持って行きました。

夜寝付けず昼に仮眠をとりたい時にも役立ちました。

 

◉パズルや編み物

気分転換にちょこちょこした暇つぶしグッズを持っていくのもオススメです。

モバゲーがお手軽ですが、私は編みかけの編み物を持って行きました。

音もしませんし、生産的な活動をしていると思うだけで気分が紛れました。

読書でもいいですし、この不便ながら許された自由時間を有効活用しましょう!

 

◉いつも飲んでるコーヒーやハーブティ

病院食以外の摂取を許されるのは術後3日目くらいからです。

朝用にインスタントコーヒーを小分けして(流石にドリップは諦めた)、

夜用にカフェインレスのハーブティバッグを持って行きました。

いつもの習慣といつもの味を取り入れるだけでも大変リラックスできますよ。

 

2人部屋でしたが1人しかおらず実質個室でしたので、

コーヒーを淹れスマホで好きな音楽を小さい音でかけて編み物をしてました。

天気の悪い休日の自室での過ごし方と変わらないなぁとほのぼのしてました。

痛かったり気落ちしたり色々なストレスにさらされる入院生活ですが、

大事なことは日常を取り戻す、病気一色に染まらない気の持ちようだと思います。