病院から指定されたのは、
前開きの寝間着、割れないコップ、箸、スプーン、フォーク、
婦人科系の手術に必要なT字帯(オムツみたいなもの)、腹帯、夜用ナプキンです。
着替えや暇つぶしグッズは自分で持っていきたいものを選びます。
電気ポットみたいな家電は持ち込みNGとのことでした。
1回目の入院で必要だと思ったもの、
逆に一週間程度の入院ならいらないかもと思うものを書いてみます。
◉手術直後は前開き浴衣タイプの寝間着がオススメ
手術の時に術位に着替えてオムツみたいなT字帯にナプキンをつけられます。
手術当日から翌日夕方〜術後2日目午前中くらいまでそのままです。
その後着替えやトイレも自力で上げ下げを練習するので、
自分がどれだけ動きやすいかが大事になって来ます。
前傾姿勢で管に何本も繋がれ痛みを庇いつつになりますし、
浴衣みたいに前合わせで紐で結ぶタイプの寝間着が一番動きが楽でした。
1〜2日なら院内レンタルが便利です、1日200円程度です。
◉パジャマを一週間分持っていくと大荷物だから
ある程度動けるようになったら、
かぶりのロンTでもシルクのパジャマでもなんでもいいのですが、
院内は男性患者や見舞客や医療関係の営業マンなど男性がウロウロしているため
病室以外は男性の目がありますので透けるものや肌を出すデザインは辛い!
トイレに行ったり廊下で歩く練習をしたり外来や売店に出歩きますので、
男性の目を気にせず毎日替えて枚数を最小限にすることがお題です。
私が自分の寝間着として選んだのは以下の組み合わせです。
・インナーとしてTシャツ各種(袖やネックの長さは各種、キャミも)
・お尻が隠れるロングタイプの部屋着の厚手のカーディガン
・レギンス
毎日の着替えはインナー(冬なのでヒートテック)とパンティのみ、
カーディガンは厚手のものを選べばノーブラでもわかりません。
特に手や背中の点滴が外れるまではブラ一つの受け外しでもない方が楽です。
レギンスは一週間ですと2本もあれば十分です。
寝る時だけカーディガンを脱ぎます。これで着替えは最小減ですみました。
◉パンティ・レギンスはユニクロや300均のマタニティアイテムが使える
腹腔鏡手術では通常のパンティの緩んで履きやすいもので事足りますが、
全摘出の開腹手術は縦に15センチほど切るのでちょっと大変でした。
通常のパンティやレギンスはちょうど傷の位置に縫い目や段差があります。
手持ちの大きなパンティやゆるいデザインのものを試しましたが、
マタニティ用を2〜3枚持っておくと重宝しました。
私が買い足したのは
・ユニクロ マタニティ用パンティ 750円くらい
・ユニクロ マタニティ用レギンス 1,500円くらい
・3coins マタイティ用レギンス 300円くらい
いずれも縫い目が傷に当たりにくく、
股上が胸の下まであるため冬場は冷え防止にも良かったです。
退院してからもしばらくは腹帯を巻いて傷をガードした方が安心ですし、
レギンスは特に重宝で部屋着に使ったり外出時にタイツがわりに履けます。
日常でも普通に使えるので無駄になりませんよ。
◉スリッパ
病院の床はトイレも含め衛生的ではありません。
血や尿や体液が飛び散っています、バイオハザードです。
その上を歩くのですから底が布製の室内ばきはお勧めしません。
私は使い捨てを検討しましたが、
歩く練習をするときに使い捨てスリッパだと強度が心もとないんです。
家のトイレスリッパみたいなのも浅いので術後のヨロヨロ時は歩きにくいかも。
お持ちでしたらクロックスのようなサンダルが便利かと。
脱ぎ履きしやすいですし、ゴムで滑りませんし、かかとどめも付いてますし。
多くの人が類似品を履いていらっしゃいました。
私は持っていなかったので、
1回目の入院では使わなくなったスニーカーを持参しましたが、
いちいちかかとを入れたり紐を調整するのが不便、
2回目の入院では結局3coinsで、
履き入れが深めでかつ底がナイロン製のスリッパを買いました。
100均一のは使い捨ての紙みたいな弱いもので歩行訓練に適さなかったり、
底も布製で共同トイレに出入りするのにはちょっと嫌だなと。
退院後は結局捨てずに部屋備え付けの消毒用アルコールで底面を拭き、
帰ってからマット類と一緒に95度のお湯で洗濯しました。
セールで150円で買ったので旅行の時などに再利用して使い捨てても十分です。