甘夏っちゃんです、大型家電って同じ時期に次々と壊れるよね!泣き笑い

家のエコキュート(ヒートポンプ給湯機)がついに故障しました。15年以上前のものなので修理用の部品もなく、諦めて買い替えをすることに。相見積もりをとってみた相場や国がキャンペーンやってる補助金について書きます。

(壊れた前機は15年以上前に義父が買った有名メーカーの当時最上位だったらしい多機能なやつ、わりとすぐ壊れて1度交換したとのこと)

 

機種を選ぶ

有名メーカーP社・M社・D社・H社・C社がメイン。ほかにも地元のメーカーなどがあるけど、販売店や工事業者とのつきあいで取り扱い品も全然違う。友達は住宅新築の際、補助金のでない住宅設備メーカーが出してる機器を格安でつけたらしい、いろいろね。


ベースになるのが

・容量

・標準圧力か高圧か

・機能の多さ

の3点(寒冷地や塩害対策など土地特有の特別仕様もあり)。家族5人暮らしだから大容量、2階にも給湯が必要だから高圧仕様、外出先からアプリで操作できたり自動お掃除機能など多機能を求めると高額になってゆくわね。

 

取り扱いの有無や注文のタイミングによっては取り寄せにかなり日数がかかるかなどバラつきがあるので、念のため違うメーカーや機種も3つくらい検討しておいたほうがいいね。

価格コムで実勢価格を調査。希望小売価格だと80〜100万前後でビックリするけど実勢は本体20万円代〜が目安かな。

リモコン(操作パネル)・足台・◯年保証は別料金になっていることもあるので要チェックね!

 

買い替えの人は前機から機種タイプ(オートとかフルオートとか)を変更すると工事に追加料金が発生する場合があるので機種選びの際は前機との互換性も留意してね(例えば追い焚き機能がないオート→循環させるフルオートに変えるとパイプを1本から2本にする作業が別途発生する)。

 

補助金について

国の予算を使い切ったら期間内でも終了しちゃうのでお早めの決断を迫られる。

補助金額は指定メーカー・各機器に明示されている目標基準値や達成率◯%などで決まっている。補助額8万円の製品(標準モデル、松竹梅で言うと竹)がベースかな。ほかにもwi-fiで操作できるとかCO2削減とか、国が定めた特定の性能が高い機種ならさらに2万とか5万とかプラスされる感じ(正確な情報や詳細はパンフレットとか各公式にて確認してね)。

補助金の申請は業者さんが手配してくれます。補助額分が後から戻ってくる仕組み、申請してからかなり時間がかかるとのことでした。

 

補助金がたくさん出るのは高性能=本体価格がもともと高い製品って印象。補助が出るなら1番いいやつ買うのがお得なのでは?と思いがちだけども、もとが高額ですのでそこをお忘れなく。むしろそんなに高性能な機種が本当に必要なのか考えました。

例えばうちの前機は購入当時ではかなり多機能なんだけど結局ふろ自動モードしか使ってないし(笑)今は夫婦二人でたくさんお湯を使わないし平屋で高圧もいらんし前機に比べたら充分に省エネで高性能な竹〜梅グレードでもかまわないのではと思った。

 

補助金額だけで決めるのではなく、必要性・工事費・取り寄せ納期(←数ヶ月かかる場合あり)なども含めた総合的な判断をおすすめするよ。

 

見積もりと相場

5社で見積もり比較してみましたが工事費用自体にはさほど差はなかった。

 

工事費用に関係してくるのは、

・新設なのか交換か(現機の撤去有無)

・戸建てなのか集合住宅か

・搬入や搬出の困難さ(段差や通路幅の狭さ・距離など)

うちはどの業者さんの見積もりでも工事費用は13万円前後でした、このへんの相場なんだろうなと。

 

見積もりで大きく違うのは本体価格の値引きの差でした。

 

量販店やネット販売店や地元の電気工事屋さんや近所の工務店で同じ製品を比較したところ、最安値〜最高値でなんと21万円の差がありました。在庫が多く残ってるとか特定機種の仕入れ価格が安くできるなど店ごとの強みや理由があるのでしょうがそれにしても同機種で21万円の差ってビックリよ。

 

最高価格を出した業者さん、地元の電力会社の斡旋で紹介された店でした。ここだけがちょっと異様だったのかも?同機種比較でも他店より21万高い以外にも、標準グレードと最上位グレードが同額だと言うんですわ。は?

標準仕様の竹の見積もりの横にもう1枚の見積もりを置き「補助金が多く出るので最上位の松がお得です、省エネ率も高いですし長い目で見ると電気代もかなり違います、竹は補助金が出ないので見積もり額が松と同じになっちゃうんですよ、お客様のご負担額が同じなら竹より高性能な松を断然おすすめします!」とのこと。

 

あえて竹を高めにして松を選ばせる戦略、しかもその竹の価格が他店より21万も高いと来たもんだ。別に嘘をついてるわけではないけれどすごく胡散くさい。私はまだネットを駆使して相場を調べられるけれど、田舎の情弱のお年寄りだったら同じ金額の見積もりを見せられればじゃあオススメの松にしようかってなりますよ、不要な多機能の高額商品を選んじゃうかも。電力会社から紹介された近所の電気工事屋さんだしなおさら信頼できるって思っちゃうんじゃない?

こういう業者を大手電力会社が斡旋してくるんですよ、高齢者の多い田舎は。

 

そして買った

竹グレードのフルオートタイプ、リモコン・足台・10年保証・撤去設置工事費すべてコミコミで43万くらいでした。

結局補助金は出ない標準機種を選びました。今使ってる15年以上前のものと比べたら充分省エネ性能が高いし、うちって本当に多機能不要なのでね。例えば同メーカーの松グレードなら60万前後マイナス補助金10万って感じでした。実質10万の差額を払って最上位機種がほしいか?別に要らんな〜ってことで。

 

メーカー別の値段も開きがあって。私調べだと価格の高い順にP社>M社C社>D社H社。業者さん曰く、この地域はP社信仰が強めなのかなwと。購入した商品と同等クラスの他社メーカーの見積もりは50〜55万前後でした(機種によって補助金が8万出るものもあり)。

 

前機メーカーは買って割とすぐ壊れたからと夫がNG(調べたらエコキュート壊れやすいメーカーランキング1位だった)、見積もりも高かったし検討除外に。別の家電でカスタマーサポートの対応が良かったメーカーがあり、そこの標準機種がお値段的にもちょうど良く最終的に納期が比較的早めだったことも決め手になりました。

もしかしたら今時は価格差より納期が重要かも!

 

最近は車でもエアコンでも入荷で待たされますよね、エコキュートも店や機種によって取り寄せて工事手配できるのが10日後〜2ヶ月後とものすごく差がありました。うちは注文して取り寄せ・工事日まで2週間、これでも早い方でしたよ(2024年6月時点の話)。標準グレードのものはわりと出回ってるので在庫確保しやすいとのこと。

お店の方曰く、補助金キャンペーン中は注文が集中しやすく発注タイミングの差で納品が数日〜数ヶ月の開きがでるとのこと。うちはたまたま夏場だったからぬるま湯でも水でも平気だけど冬だったらきついよね〜。

夏場のエアコン同様給湯も生活に欠かせないものだし納期や工事日の早さ大事!

 

以上です。

それにしても高額出費だった...冷蔵庫・洗濯機・エアコンよ頼むから今年は壊れないで〜。