数年前の投資型保険を考え直し中の甘夏っちゃんです!![]()
数年前まで投資リテラシー底辺者だった私、セコセコ貯めた小金を金利0.04%〜0.01%ゆうちょに長年ぶっこんでました。当然増えておらず、これはいかんと投資型の保険商品を買って投資デビューしました![]()
外貨建て変額終身保険っていう終身保険がついてるドル建ての投資信託です。
その時は知識ゼロなりにしっかり説明を受けて納得して買ったつもりでしたが、のちにこういう商品が実は担当省庁などから注意喚起されていた商品だと知りました。仕組みがとても複雑なため「思ってたのと違う」「そんなリスクは知らんかった
」って契約後に消費者庁に相談する人がとても多かったんですって!なので担当省庁が難しいので初心者は特に契約は慎重にねってわざわざ周知する事態になったそうです。
やっちまったなァァァァ![]()
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今でも正直完璧な理解はできませんが、5年以上経って投資の結果が出て、私もその間少しずつ投資の勉強をしていて、この商品があまり効率が良くない商品ではないかと思うようになりました。購入後運用実績のお知らせを見ると1.5倍くらいに増えているように見えましたが、よくよく計算すると運用で増えているわけではないのでは?と気づきました。(私個人の理解の範囲での説明です、特定の商品が悪いってことではなく初心者の私の理解不足の話なので社名商品名は伏せます)
この保険投資商品について(レートや金額など詳細は例え)
- 1ドル100円で100万円分一括購入
- 変動金利2%前後
- 投資信託はオルカン的なバランスタイプ
- 10年満期契約で5年以上経過
- 保険会社の終身保険商品
買った当時の甘夏っちゃん
は、ゆうちょよりマシ・死亡保障付きで万が一の時に親に遺してあげられる・契約後数年は円安トレンドらしいので為替差益も期待できる・ドル建てなので満期になったらドルで置いておいてもいいかもくらいの気持ちでした。
10年満期まで置いておけばどんなに為替が悪くなっても払い込んだ元本は保証されるとのことで、0.01%のゼロ金利時代に増やすというよりただ置いておく&終身死亡保障のオマケもついてるって感覚でした。
5年後には100→150万くらいに増えており(解約返戻金...このタイミングで途中解約した場合に実際に戻ってくる金額ね)おお!ゆうちょに置いとくより全然増えてる!貯金から投資に踏み出してよかったァ![]()
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ってホクホクしていました。
このまま満期まで放置して育てよう!って思ってたけど気づいてしまったのです、コレって...投資の運用実績っていうより、円安に進んだ分のただの為替差益じゃね?![]()
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購入当時のレートは1ドル100円、100万円分買って1万ドルで外貨建て投資信託をしていた。
5年後、円安が進んで1ドル150円になり、買った1万ドル分=150万円になった。
額面が50万増えたから単純に喜んでいたけど、ただ円安が進んだことによってドルから円に両替したら100→150万になったってだけ、投資信託の運用は増えてないんじゃないの
とようやく気づいたのです。
解約したら額面は150万になってるから実際50万の儲けに違いはないんですが、でもそれはこの投資商品の運用が良かったからというわけじゃないってことが問題。為替差益だけなら外貨預金でも良かった。5年という長い期間を費やしたのにもかかわらず、この保険商品は投資信託の運用実績が利益に全く反映されてないじゃないか!![]()
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2%前後の金利があるのに5年経っても為替差益以外増えてないのはなぜか?一般的に考えられるのは①運用が悪い②差し引かれる手数料が高い③その両方、という理由。私も初心者にありがちな失敗セオリー通り、手数料(信託報酬・管理料)の高い商品を選んでしまっていました![]()
今ではNISAなどの初心者向けレクチャーで必ず言われますよね、長期投資は手数料が安い方がいい、たとえ1年に0.2%の差でも複利で長期になると大きな差になるってね。対面販売の保険やアクティブファンドは割高な手数料が設定されていることが多いのでしっかり吟味するようにねって最初に習いますよね。そういう商品は最初の数年はほとんど手数料で消化されるので増えないってね。それです、まさにそのパターンにあてはまる。
- 手数料が高い商品だった
- 金利から手数料を差し引くと実質そんなに高い金利ではなかった
- 特に最初の数年は手数料の割合が高く払い戻し率も低い
運用実績を時系列で追ってみると、1〜2年目は元本割れしている月が何度もありました。円安が進みなにもしなくても為替差益は出ているはずなのにそれを上回る手数料の高さだということ。どんだけ?と契約書を改めて読んでも手数料表記がとてもわかりにくい。総額のAについては何%未満、Bについては何%、XXの場合はプラス...AとBの比率は最大◯%以内で...みたいな。変動ゆえ合計では書かれてないってのがミソ。
また、月次報告と為替推移を比べて気づいたのが、5年のうちに円安がかなり進んでぐっと増えているように見えていましたが円高に寄り戻したタイミングでは利益が激減。これって、10年満期まであと数年寝かせているうちに円高に戻れば、2%の利息がついていても高い手数料で割り引かれいまの利益すら簡単に吹っ飛ぶ。
今ならわかる、今ならわかるんだよぉォォォ![]()
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契約当初の「増やすというよりただ置いておく&終身死亡保障のオマケもついてる」という私の理解はべつに間違ってはおらず、10年後にはどんなに円高に進んでも元本の100万円は戻ってくるのでこの商品は決して詐欺ではありません。減らないし、円安進行で為替差益チャンスもあり、終身死亡保障もついてくるのですから。説明通り理解通りです。
が、数年投資を経験したいまの甘夏っちゃんなら、100万円を10年も寝かせておいて運用実績ほぼないって実質運用時間の無駄遣いやないかい!って思います。こういう商品は前半は手数料比率が高く後半に利益が出ると言われますが、投資内訳をよく見るとマイナストレンド業種でも一定比率組み入れられる割合バランス型、今の私なら選ばないタイプ。それなら自分で嗜好に合うファンドや株をすればいいし、ゼロ金利時代が終わって利上げが始まり個人向け国債5年ものが1.66%になったし、ただおいておくだけなら国債の方が安全でいいのでは?![]()
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死亡保障つけたいなら安い掛け捨て保険という選択肢もあるし、もしかしたらカード会社とかなんらかの契約に数百円で特約つけられる程度かも。購入時は親に多少遺したいと考え保険商品にしましたが、時は過ぎて親ももう80歳を超えたしこれから遺すことをメインテーマにするって現実的かな?
買った当時の甘夏っちゃん
→少し理解が進んだ今の状況
- ゆうちょよりマシ →貯金と投資は別、利上げ時代で他商品も検討すべきかも

- 死亡保障付きで親に遺してあげられる →今更いらんかも

- 円安トレンドで為替差益も期待 →為替転換期?利確もアリ

- ドル建てなので満期になったらドルで置いておいく →満期時は強制円変換の契約だった

【恥ずかしい余談】
自分がどれだけ無知だったか書かずにはいられないんですけど。報告書で実績が150%になったという部分しか読んでなかったので、ドル建てで買った1万ドル→1万5000ドルになったとずっと思ってたんです。しかし公式サイトで円建てとドル建ての両方の実績を見て初めて気づいて愕然としました、ドル建てでは実績が110%にもなってないってことを...![]()
これが今回の「実質増えてない!」に気づくきっかけだったのですが、はじめは意味が理解できませんでした。えっ?円建て表記だと150%なのにドル建てだと110%未満?どゆこと?計算間違ってない?購入した1万ドルは...ええっ?1万750ドルにしかなってないじゃん、プラスがたったの750ドルってなによ?購入当時のレートなら7万5000円しか増えてないっってこと?それがなんで円建てのページでは150%...50万円プラスですってことになってるの![]()
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(パニック)
電卓など駆使してなんとなく理解したのですが、2%前後で1万ドルを運用すると5年でそれくらいの金額になるんだなと。契約書通りの利息はついてるなと。それでも十分ゆうちょより高い金利で増えてるのですが、ドルで150%だと思い込んでおり満期になったらドルでもらうつもりだったのでたった750ドルぽっちかいとショックでした。今思うとそんな増え方おかしいw
そこから、なぜそんなギャップが生まれてるのか正解は何?と考えるようになり契約や実績レポートなどをちゃんと読みました(遅い取り組みですが、貯金感覚で放置すれば良いと勘違いしてたのでね〜)。
おかげで単に増えた減ったではなく円安進行の差益・円高進行のリスクという点にも考えが至りましたし、商品が持つ特性やバランスもなんとなくつかめたので少なくともゆうちょのように放置しといて良いものではないということは理解できました。
いや〜ほんと勉強になったわ〜(そしてアホだったわ〜)!
