学園祭Part3

今年の学園祭の四校目は愛知県にある日本福祉大学へ！ここも昨年に続いて二年連続で行かせて頂いてます。

日本福祉大学は愛知県の知多郡という、愛知県の先端の方にある大学でして、すぐ近くに海があり自然に囲まれたいい所にあります。あの中日ドラゴンズの浅尾投手もこの大学出身だとか。

新幹線で名古屋まで行き、そこから電車で一時間くらい。昨年一度しか来ていない場所ですが不思議と行き方とかバッチリ覚えていました。

そういや名古屋駅(たしか名鉄)でラムネだけの自動販売機を発見。

いろいろなバリエーションのラムネが売られていました。

さて、今回の学園祭。ここが一番の正念場だったのです。

今年は五校行かせてもらいましたが基本的にはイベントやミスコンなどのMCがメイン。まぁ司会なので良い意味でくだけて出来るのです。

が、日本福祉大はそうじゃなかった。何故ならばガッツリとネタをやることになっていたからです。

読んで下さっている方々は、『そりゃお笑い芸人ならネタぐらいフツーにやれよ』なんて思うでしょうが(たしかにその通りなんですが)、今回のネタをやるのはハイスパットを入れて四組。我々以外の他の芸人さんたちがすごい人たちばかりだったのです。

2丁拳銃さん、ゆってぃさん、ラバーガールさん。

・・・・・。

果たしてその中に僕らなんかが入って許されるものなんでしょうか。

数週間前にこの話を聞いてからずーっと緊張していました。

しかも会場も広くてお客さんも何百人も来るし。

会場はこんな感じです。

なんか、もう、分かるんです。我々がスベるということが。これはもう経験的に。うまく説明できませんが感覚として分かるんです。

でもまぁせっかくだし楽しんでやってこよう！と舞台へ飛び出しました。

結果・・・

こ、こ、これが何とウケちゃった！自分で書くのは気持ち悪いけど、すげーウケたんです！今までやってて一番ウケたんじゃね？ってぐらい。いやぁ最高でした。たまにはこういう日があってもバチは当たりませんよね。

自分らの番が終わって舞台袖に戻り、ふと相方の顔を見てみると奇妙なニヤケ顔。

ん？この表情どこかで見たことがあるな？なんて思ってると、数年前にNHKの番組の前説でもたまたまハマってウケた時に裏で同じニヤケ顔をしていました。何なんだコイツは…。

ライブのエンディングコーナーでは四組で舞台に立ち、絡ませて頂くことが出来て感無量でした。

ライブが終わり、今度は屋外でここの学園祭自体の閉会イベントがあってそれのMCをやらせてもらいました。

こちとらすでに大舞台で笑いを取ってきてホクホクの上機嫌なので調子に乗ってショートコントをやったらあんまりウケませんでした。これがいつも我々の姿ですね。

でも学生の皆さんのおかげでイベントも大盛り上がり！

レーザーショーや、仲間へのメッセージなど内容も濃くて感動的な閉会式となりました。どうやら来年から新しくキャンパスが増えて、バラバラになってしまう学部とかがあるそうです。

学生スタッフさん達がお土産を用意して下さって感激でした。挨拶をしてお別れ。来年も呼んでくれと何回も釘を刺す相方。

帰りは我々に学園祭のお仕事を下さるブッキング会社の方々と打ち上げ！大役を果たした？のでビールがメチャクチャうまく感じました！

昨年も連れてってもらった名古屋にある『風来坊』の手羽先。これがまた美味いのなんの！

7人で30人前ぐらい食ったと思います。

馬刺しも食べさせてもらいました！

他にもアホかというぐらい注文して頂いて最後の方は動けないぐらいになってました。そりゃ太るわ。でも絶品でした！

その会社の人たちも僕らがスベるところをワクワクしながら楽しみに舞台袖から見ていたらしく(なんちゅー奴らだ)、それが思いのほか良いデキだったのでガッカリしたとか。

何なら「こんなにウケるなら大学の近くに永住して芸人続けたらどう？」と言われまくりました。

そんなバカな！なんて思いましたが、それもアリっすね！

学園祭Part2

続いて学園祭の三校目は東京家政学院大学へ。

ここは何と何と５年ぐらい連続で呼んで頂いてる大学なんです！すごくね？

とにかく歓迎っぷりがハンパなく、最寄りの相原駅を降りると駅構内に学園祭のポスターがベタベタ貼ってあって、我々ハイスパットの写真もしっかり載っているではありませんか。

このポスターがいっぱい。

もはやアミーパークライブという、うちの事務所ライブの数倍以上のホーム感があるんです。これは異常事態。

入口はこんな感じ。

おや？不審者らしき人物が。

楽屋という名の教室に案内してもらうと、なんと黒板には！

すげー書いてくれてる！感激！

ん？よく見てみると…。

似て、る…？

これも毎年恒例なんですが、学生スタッフさんが着るパーカーをプレゼントしてくれるのです。いいお土産。

私の家にはこの学校のたくさんのパーカー(もちろんすべて色違い)があります。部屋着にさせてもらってますよ。ありがとうございます。

イベントが終わると何と学生スタッフの皆さんからの寄せ書きが！

くー！おじちゃん涙出ちゃいます。

寄せ書きをよーく読んでみると『今回も面白かったです！』とか『盛り上がってましたね！』とか。

ん？色紙を書いたのはイベントの前では？もしや予知能力の使い手では？とかくだらない詮索はやめましょう。素直に嬉しいです、はい。

偉いもんで、楽屋である教室の廊下をスタッフの女の子がずーっとイスに座って警備してくれているのです。廊下は寒いのに。しかも我々なんぞのために。そもそも財布の中もほぼ空っぽよ？

あまりに申し訳ないので、暖かい楽屋に入れてあげてケータリングで置いてあるお菓子なんかあげつつ、色々話しました。

すると、その子はお笑いが元々大好きらしく、「今度アミーパークライブ行かせて下さい！」なんてありがたいお言葉を。

その月のライブにおそらくマジで来てくれてたらしいんですが、僕らで笑ってくれていたかどうかは不明です。ってか、怖くて知りたくないですね…。

楽屋で話した時はたくさん笑ってくれてたから大丈夫、な、はず…。

と、とりあえず来年もまた行けたら嬉しいです！

アミーパークライブ

昨日は今年最後のアミーパークライブでした。おびただしいほどのみんなの告知のおかげで？会場にもお客さんがギッシリ。寒い中、しかも雨の中のご来場ありがとうございました。

自分らのネタ(超スーパーウルトラエクセレント面白いやつ)を終えて、サテライトコーナーのMCをU字工事の卓郎さんと二人でやらせてもらいました。さすが卓郎さん！という感じで盛り上がって良かったです。まぁこれも全部僕の指示通りなんですがね。

そのサテライトコーナーのMCが始まる時、いや、何ならもう音楽がかかって始まっている時、舞台袖をいくら捜しても卓郎さんがいなくてすげー焦りました。裏の通路でネタ合わせしてたところを大慌てで連れて行った感じでしたね。

思い返せば先月のサテライトコーナーのMCは同じくU字工事の薫さんと二人でやらせてもらったんですが、やっぱり卓郎さんの方が、いや、なんでもないです、ご想像にお任せします…。

ライブの最後はプレゼント企画でした。それぞれが私物のプレゼントを持ち寄り、抽選で当たったお客さんに好きな物から貰ってってもらうという内容。持ってきたプレゼントに魅力がなくて最後まで残った芸人には罰ゲームとして終演後にお客さんが全部出切るまで舞台で本気のダンスをするというものでした。

みんな本当に本気でやりたくないので全員が必死になってましたね。そりゃそうなるわ。

僕のプレゼントは2002年の有馬記念のレーシングプログラム。その日の中山競馬場でしか配られない物で非売品です。シンボリクリスエスが勝った時です(のちに連覇しますが最初の方)。オークションで売ればソコソコ売れるんじゃ？というシロモノ。

あとは金運が上がる金色のダルマ。これは数年前に卓郎さんに神社で買ってもらったものです。ずっと大事にしていたんですが、ダルマを飾って以来、馬券が前より当たらなくなったのでとうとう放出してしまいました。

これはすぐにお客さんに選ばれるだろ！なんて思ってましたが、結構最後の方まで残ってしまいヒヤヒヤものでした。出来もしないダンスなんかしたくねえもん。

結局最後まで残ってしまったのはヴィレッジの甲賀さん。ヴィレッジさんたちがやっているトークライブのポスターにその日いたアミーパーク芸人たちのサインが書かれているものでした。

アミーパーク芸人のサインの価値がないのか、はたまたポスター自体が悪かったのか気になるところです。

ライブ後は全員で忘年会。最近全員で飲むことは珍しいので懐かしい感じでした。

隣に座った卓郎さんを撮ったら、カッコつけたつもり？が目がイッちゃってたので載せておきましょう。

奥にいるスタスタローンも不思議そうに見てますね。たまたまこうなっちゃっただけで、もちろん普段はちゃんとしてますが。

二次会はじゅんいちダビッドソンさんと薫さんと三人で飲み直しました。

薫さんが「生ホッピーが呑めて、元々焼肉屋さんだったからモツ煮込みが抜群にうまい店があるみたいなんすよ！」と事前に調べておいてくれた店へ。

三人ともお酒や煮込みが大好きなので、なかなか飲めない生ホッピーや美味い煮込みが食べられる！ということでテンション高めに入店。

まず生ホッピーを注文すると、

店員さん「うちは生ホッピーは置いていません。以前ですか？以前からも生ホッピーは置いていませんね」

一同「・・・・・。」

ここのお店、元々焼肉屋さんだったんですよね？と確認すると、

店員さん「いえ、この店はずっと焼き鳥屋です。焼肉屋はやってません」

一同「・・・・・。」

もちろんこの後は薫さんが責められる展開になったのは言うまでもありません。とんでもないガセ情報をつかまされましたからね。

普通のホッピーで乾杯して、焼き鳥を注文すると、これがまあ美味い！さすが焼き鳥一筋のお店、格段に美味しかったです。

笑い話が絶えない夜でした。

じゅんいちさんシャクレてるバージョン。

もう終電もないような時間に店を出て、次の日が早いじゅんいちさんにもう一軒行きましょうと二人で執拗に誘うもじゅんいちさんは珍しく？キッパリ断ってました。

そこから今度は薫さんと二人で飲みに行こうかという話になり、またじゅんいちさんを執拗に誘ってみたり、ウダウダやってましたがまた近々飲む約束をして結局この日は帰ることに。

この三人だけで飲むのはもしかしたら初めてだったかもしれないぐらいでしたが、本当に楽しかったです。

そして先ほど、薫さんから衝撃のメールが届きました。

『ゆうべの店、オススメはモツ煮込みじゃなくて牛スジ煮込みだったわ！』

それもガセ情報だったんかーい！