実は途方にくれてました。

羽を広げたら、1メートル以上にもなる鳥の《うみねこ》が、可哀想に怪我して飛べず、空から無数のカラスに狙われているところに出くわし、居ても立ってもいられず保護しました。

 

 

早速獣医さんに運び込み入院2週間。

片方の羽が全く動かせないのは

事故か何かによる脱臼と判明し治療。

骨が折れてなくてよかった!

 

 

 

 

 

そしていよいよ退院!

でも!《ちょっと待って!!!》

 

人間だってリハビリが必要な治療後の生活。

海に戻す前にこのコにもリハビリを!思いました。

そもそもすぐちゃんと飛べるかどうかもわからないし

このまま海に戻せない。

 

途方にくれました。心底困った。

自宅には大きな海ねこの羽を広げて、飛翔の為のリハビリさせてあげるような場所なんてない。

まして海ねこがどんな魚を食べるのかも知らない。犬猫ボランティアとは勝手が全く違う。

 

あちこちに相談をし、ようやくNPOジャパンワイルドライフセンターさんを知りました。

【傷ついた野生動物たちを保護をしリハビリをし自然に戻してあげる活動】をしている町田市のNPOさんです。

 

藁をもすがる思いで町田市に向かいました。

 



そこで見たものは治療中の沢山の負傷鳥達。

しかも動物園のように四方を大きなネットで囲んだリハビリスペースもありました。

 

これがすごい!ネット内には木もあり自然の風がそよそよとそよぎ込み、負傷鳥達も羽を広げ自然の空気の中リハビリしてました。

 

 

 

 

 

また手の平に乗る小さなたぬきの赤ちゃんも。

人間の赤ちゃんと同じように粉ミルクを飲ませていてもらってました。

 

 

 

これだけの施設維持や人手や治療費やエサ代や本当に本当に大変と思う。公的施設ではないので全て個人サポーターさん達からの応援会費などで賄っているそうです。

皆さんで小さな命を助けるために頑張られてる。

 

 

 

 

 

今、そのジャパンワイルドライフセンターさんが老朽化した施設を治すために、クラウドファンディングをなさっています。

鳥や動物たちにリハビリをさせたり日光浴させたりする老朽化したスペースを改修し

一部追加施設作る為。

野生の鳥達のリハビリには日光浴もとても大事。

足の不自由なタヌキさんたちにも必要。

このプロジェクトに大賛成です。

 

 

 

 

 

【傷ついた野生動物にケアとリハビリをし自然に戻す】一般家庭ではなかなかできません。

亡くなったお父様の意思を継いで獣医さんの息子さんやお嬢さんや奥様やサポーターの方々がずっと長年にわたり継続なさっている。

 

今ワイルドライフセンターさんのクラウドファンディングページにも

沢山の事や想いが記載されてます。心から応援しています。

 

あのね、保護した海ねこさんは海みんと名をつけセンターでリハビリ中です。

またご報告します。