母が座らなくなった食卓
母が弾いてた古いピアノ
もう誰も履かない小さな靴・・・
見るだけで寂しいなぁ
深夜から朝方までの
介護担当だった私は
この時間になると
今も目が覚めてしまう
座薬の時間だなとか・・・・・
熱はどうかなぁとか・・・・・
今夜は一人ポツリ
ぬるくなった紅茶を飲んでる訳で。
ピアノの上の時計の秒針って
こんなに音を出してたんだ?!
って気がついたりもするの
そういえばお坊さんに言われた。
「たくさん泣いても良いけれど
ずっと泣いては駄目ですよ。」
はい・・・・・ワ・カ・ロ・ウ・ト・シ・テ・イ・マ・ス。
はい・・・・・ワ・カ・ロ・ウ・ト・シ・テ・イ・マ・ス。