フィアンセはフィリピーナ...大使館からprovince | フィリピン妻との二人歩記

フィリピン妻との二人歩記

フィリピン妻と都内で暮らしています。
コロナ過を乗り越え、幾つかの奇跡にも助けられ、
2020年10月、無事フィリピンを出国、日本に上陸できました。
妻の話すピリピノ語ベスト3は・・・
マサラップ 
アノバヤン 
マバンゴ 
の順です・・・(笑)

 

ギャラリーの歓声を背に、

“予約したタクシーが到着したよ”

と姉妹に手を引かれ外に出る。


モアっとした空気と埃と何かから混じった匂いが鼻に飛び込んできた。

アァ、フィリピンにきた。

 

と誰もが実感する時間だろう。

ひび割れたコンクリートに塗装の剥げた壁や柱間、すべてがフィリピンだなぁと思える瞬間だ。

隣にはまとわりつき離れない彼女がいます。

諸先輩方のブログで頻繁に紹介されていた”甘い甘い攻撃”の洗礼を体感している。

タクシーに彼女と二人で乗り込む。
姉妹兄弟にベストフレンドは彼女のアパートに向かい別行動となる。


さぁ、大使館だ。


マニラ名物の渋滞にはあたらず20分くらいで到着いた。門をくぐって直ぐに受付票があり、日本語訳でパスポートNoや名前を記入しているとフィリピンに居ながらここだけは日本だと実感する。スマホを預けて中庭に入ると広い空間が拡がり、奥の建物正面左の扉を開く。

 


さ、寒い。


これでもかと利かせたエアコンと飛び交う日本語が

 

ああっ、日本大使館だな

 

とリラックス感一杯で出迎えてくれた。


日本で取得した戸籍謄本と改正原戸籍(私は離婚歴があります)に

彼女が用意した出生証明書をあわせ、現地で記入した書式と共に提出。驚くほど簡単且つ直ぐに終わった。

こんなので大丈夫なのか?

と心配していた私を尻目に翌日午後に婚姻要件具備証明書なるものが発行される(らしい)。

経験された皆さんもこんなスムーズに進んだのだろうか?

ドキドキした緊張感から一気に安堵感が広がるのが自分でも分かるくらい。

一気に空腹が押し寄せる。

さぁ、姉妹兄弟、ベストフレンドと合流して食事をしよう。