退院からちょうど一週間後。

術後診察の時に、
腫瘍の正体をつきとめる病理検査の結果を聞きました。

2つあった腫瘍ですがそれぞれ、
脂の腫瘍(直径2センチ)→成熟嚢胞性奇形腫
水の腫瘍(直径3センチ)→黄体嚢胞
とのことでした。

ちなみに成熟嚢胞性奇形腫は昔は皮よう嚢腫と呼ばれていたらしいですが、今は成熟嚢胞性奇形腫の内、皮を形成しているものを皮よう嚢腫と呼ぶみたいです。
 


黄体嚢胞は妊娠初期によく見られ自然に消滅するものなので、もしかしたら取らなくてもよかったのかも?
と一瞬思いましたが、
•切除して病理検査に出すまで正体はわからない
•まれに消滅しないこともある(15週の再検査では小さくなっていなかった)
•成熟嚢胞性奇形腫と合わさって5~6センチになっており茎捻転リスクがあった(合わせ技1本!)
•妊娠週数が進むと手術が困難
以上のことを考えるとやはりあのときは切除する選択しかなかったかな、と思います。



さらに調べてみると、
成熟嚢胞性奇形腫は1%の確率で悪性腫瘍(ガン)に変わる
とありました。(ネット調べですが)
1%ってかなり高くないですか?!( ゚д゚)
成熟嚢胞性奇形腫が自然消滅せず大きくなるかもしれないことを考えると、いずれは取らないといけなかったかもだし、今回うまく取れて良かったと思います。



ちなみに、
書類によって、腫瘍と書かれてあったり嚢腫(のうしゅ)と書かれてあったり、
( ? _ ? )ハテ?でした。
調べてみると、
腫瘍の内、分泌物がたまってプリプリしたものを嚢腫というらしいです。