かねてより師匠からは
「ピティナはおすすめしない。なぜ落ちたか、なぜ受かったか、謎な部分が多すぎるから」
と言われていたこともあって、
これまで参加したことは一度もなかったのですが、
今年初めて挑戦する運びとなりました。
というのも、
中学生というのは本当にテストまみれでして…。
月に一回テストをやってるんじゃないかと思うくらいでして。
他のコンクールですと、
テストの合間をかいくぐって予選を受けて
運よく受かったとしても、
本選及び全国大会では
その近辺のテストの予定に被ってしまうということが多発。
どこかのテストには必ず被るんですよ!
「テストに被らない」
という点において、
ピティナほどよくできたコンクールはありません。
開催日程・開催場所が多いのでなんとかなりますし、
ファイナルですら夏休みの間に完結しますから。
中学生の身分で受けようとすると
こんなにおあつらえ向きなコンクールもないわけですよ。
で、
「D級だとちょっと曲が甘いから、E級で受けましょう」
と先生に言われ、
基本先生の仰ることを我々親子は鵜呑みなので
「はい、そうですね、そうしましょう」
と
二つ返事でエントリーしたわけですが、
説明書よく読んだら飛び級なんですね(E級は高校1年以下…)
そんなわけで
予選落ちを普通に覚悟して臨んだのですが、
運よく滑り込みました
めでたしめでたし。
とっぴんぱらりのぷぅ。
しかしですね、どうも採点に納得できない部分があるのですよ…。
他のコンテスタントの演奏を聴いて
息子と意見をすり合わせた結果
私たちが「上手だな~」と思った人々はみんな落ちてですね、
「こんな楽譜無視の、Youtube動画の猿真似みたいなの、ありえんわ~」
と思った人が受かっていたんですね。
これが、師匠が言ってた
「ピティナはブラックボックス」
という言葉の所以なのだなと妙に納得しました…。
「ピティナには専属振付師がいるに違いない」
とこぼした先生もおられるとか…。
激しく身をくねらせる上位入賞者の動画とかを見ると、
確かにパフォーマンス重視でもあるのかなとは
以前から思っていました。
演奏中の動きはいつも最小限の息子、
あんなんでよく受かったなぁと思います
多分分相応にD級でエントリーしてたらダメだったと思います。
同日開催のD級部門、挑戦者数がとてもたくさんでしたから。
他のコンクールでしょっちゅう名前をお見掛けする猛者もチラホラいたし…
E級を勧めてくださった師匠の御慧眼に感謝、です。
↑
予選なのに結構立派な盾がもらえるんですね!
それも嬉しいですが、
本選に出場するとその結果にかかわらず
「学校長宛入選報告書」が交付されるのも嬉しいところです。
内申書に書いてもらえますから~♪
本選まであと少し、
しっかり頑張ってもらいたいものです。