こんにちは。

『Adoré刺繍教室』へようこそ!

今年は雪が多い札幌です。

先週はずいぶん風が強く吹雪いた日が多かったです。

今日は穏やか、のどかな日曜日になりました。

 

今週は『X』の残された2つのパターンの

ポワン・ランセをする時の注意点をお話します。

 

まず2つの土台は下記の通りです。

左が細いS字で左右の赤い部分が分断されていて、

右がS字が赤い部分で分断されています。

 

・まずは『細いS字が左右の赤い部分を分断している』方。

 プリュムティは原則左上から刺すので、

 上部の赤い部分から刺し始めました。

 弧に沿って内側と外側の針の進め方の違いが

 わかるかと思います。

 

・次に中心のS字を刺します。

 こちらの注意点は中央の線が交差しそうなところ。

 土台を作るときに間隔を細くしすぎたので、

 S字の上部が曲がってしまいました。

 そのため、やはり接近した図案を刺すときは

 十分な余白(ポワンランセのかんかく)を考えて

 土台を作りましょう!

 

<完成>

 右下も同様に弧を描くときの刺し方を意識すると

 良いでしょう。

 

・次に『S字が赤い部分で分断されている』方。

 こちらは最初に左下の部分を刺しました。

 細い線の先端は1mmぐらい刺し残します。

 

・中央の太い部分を刺します。

 ちょっと頑張って土台作りすぎました😅。

 若干太っちょさん。

 こちらも先端は1mmぐらい刺し残します。

 

<完成>

 最後に右上を刺しました。

 私としてはこちらの方が刺しやすかったです。

 
<まとめ>
 線が接近しているときは、
 ポワンランセの刺し幅を考えて土台を作る。
 
先週紹介した左右一緒に刺すを含めて
色々な図形の時に参考にしてください。
 
来週は『Y』のテキスト編を予定しています。
 
『アルファベットに挑戦』シリーズも
もうすぐ最終回を迎えます。
 
私は今『札幌市生涯学習センター(ちえりあ)』で
『アルファベット刺しゅう研究室』を主宰していますが、
ご参加いただいている皆様からの素朴な疑問を含めて
今後YouTubeで色々なことを配信していきたいと
考えています。
(ちなみに現在は、サークルで使用している
 カリキュラムの副教材として動画を配信しています)
皆様、何か疑問質問がございましたら、
お気軽にお問合せください。
 
また2月ぐらいから『土曜サロン』を
予定していましたが、諸事情にて開催が遅れます。
開催時には改めてお知らせしますので、
もう少々お待ちください。
 
今日もブログに来ていただき、
ありがとうございます😊
 

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