手術後は、脊髄くも膜下麻酔の副作用である頭痛や末梢神経障害を予防するため体を起こさないで過ごすよう指示がありました。
水分摂取も指示が出るまでは相変わらず禁止です。
麻酔科医からは腸の動きを止める麻酔ではないため、夕食の時間には飲水はokになるだろうと説明を受けました。
水分補給のため生理食塩水の点滴に付け替え、ベッドで寝たまま病室に戻りました。
実はなぜかこれを楽しみにしていたのですが、麻酔の影響か目が回りかなり気持ちが悪かったです。
病室に戻った後もふくらはぎに静脈血栓予防の除圧ポンプと尿道にバルーンカテーテルが入ったまま過ごしました。
腰が痛くなるので、時々身体の向きを変えてもらいベッド上で口渇感を紛らわせるためにうがいをさせてもらいました。病室が乾燥しているため、うがいができるだけでも違うのでありがたかったです。
徐々に麻酔が切れて、左足の指先が動かせるようになってくるとお腹の痛みを自覚します。
生理痛とはまた違う痛み…鈍痛です。
術後4時間ほどで水分摂取が解禁になり、鎮痛剤が飲めるようになりました。
久々の水分は冷やしたジャスミン茶を選びましたが、控えめに言っても最&高でした。
麻酔は夕方にはすっかり切れて、あとは痛みとの戦いです。
幸いにもお腹の張りは無く、傷口の痛みということで我慢せず痛みを訴えて鎮痛剤を飲める限り飲ませてもらいました。
手術で懸念していたトラブルがなかったことはもちろん、術後すぐに水分摂取ができたことで回復が早かったように思います。
手術件数が多い大学病院は麻酔科医のレベルが高いのではないかと思いました。
シロッカー手術を大学病院で受けられたことはラッキーだったと思います。そして手術に関わった医療関係者だけでなく術後のからだのお世話してくださった助産師さんや看護師さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。
あとは再出血せず、子宮頸管長をキープしていけることをただただ祈るばかりです。