何とか麻酔に慣れたところで、導尿のためのバルーンカテーテルが入れられ産科の主治医達から声が掛かりシロッカー手術がスタートしました。



「重だるい」という自覚症状以外は下半身が完全に麻痺しているので痛みはありません。




ただただ身体の不快感に耐えるのみ。喉の渇きも思い出しましたがまな板の上の魚状態なので、ひたすら耐える、耐える、耐える。



モニターの音と医師達の声しか聞こえないため耳を澄ませていましたが特にバタバタすることもないので順調に進んでいるんだろうとぼんやりと考えていました。




上半身に冷えによる震えと下半身の重だるさによる不快感から意識を逸らすため、両手を手術の看護師と麻酔科医に握らせていてもらいました。



今考えると麻酔科医は私よりお若い方かもしれず、セクハラだったなぁと遠い気持ちです。
一応、手術後にお礼を伝えましたよ。


産科の主治医から無事に手術が終わったことを告げられ、経腟エコーで赤ちゃんの心音を聞かせてもらいました。


子宮頸管長は20mmぐらい、それより長めに縫縮できたとは思う…と言っていただきました。


シロッカー手術自体に要した時間は30分程だそうです。

破水や陣痛を起こさず、手術を終えられとにかくホッとしました。