手術の前日は夜9時から食事禁止、0時から飲水禁止になりました。


早く寝過ぎて午前3時前に目が覚めたまま眠れず乾燥した病室のせいで喉がカラカラ。
 
手術前の待機時間と術後、医師の指示があるまでうがいで凌ぐことになりました。


予定通り手術室に呼ばれ、現在入院中の大学病院の手術部に初入室。

広い!

明るい!


手術室がたくさん!


肉が焼ける匂い!!


滅多にないことなので興奮しました。




そんな私の興奮をよそに、手術室に連れてきてくれた病棟の助産師さんは淡々と手続きを済ませ、目的の手術室に入室。




人生初の麻酔科医による脊髄くも膜下麻酔です。




これは下半身麻酔とも言われる麻酔で、帝王切開時にも使用されるものです。


お腹の赤ちゃんに影響がないように、全身麻酔や鎮静剤の使用は避けて意識がある状態で手術に臨みます。





<日本産科麻酔学会HPから抜粋>


背中にグサッと注射されました。


鎮痛剤→麻酔の順番です。


鎮痛剤は1回で効かず2回打ちました。

麻酔が効くと下半身が重だるくなって、かつてない気持ち悪さ。


私が騒ぐので腰の高さを調整したり、姿勢を変えてくれましたが下半身の耐え難い不快感は変わらず。



不安になりました。


手術中は裸なので身体が冷えて震えを感じそれも結構辛かったです。



とりあえずからだを温めてもらいました。


しばらくすると下半身の重怠さが少し改善し、耐えられるようになりました。



冷えのせいか血管が縮み中々点滴のラインが取れず、何回も針を刺し直し中々痛かったです。




脊髄くも膜下麻酔はずっと意識があり、吐き気とは違う気持ち悪さしかなかったので、鎮静剤使うとか寝てしまう方が楽だな…と思いながらシロッカー手術が始まりました。