集団感染拡大の影響で長期自粛が続いた犬山のハーフマラソン。

先月5年ぶりに復活を遂げた。

昨年はコース上にあるトンネルに亀裂があり,緊急工事の関係で中止となり,今回5年ぶりの激戦が復活した。



5年ぶりの激戦の会場。



この日は雨であいにくの天気となり,会場の防災公園は靴が濡れるなど水溜まりがいっぱいだった。





会場内は活気が戻っていた。


本番に備え,早速近くを走り最終調整をする。


この先を直進し,堤防へと向かう。


犬山城をバックに堤防を走ります。


この道が本来のコースとなるはずだった。
名鉄犬山ホテルから新しく建て替えられた犬山有楽苑。建て替え後初のマラソンは目前でランナーを見られるはずだった。
犬山城をバックにランナーが走るシーンは今回復活するはずだった。


これらのシーンが多くのランナーを迎えるはずが今回はと言うと・・・


斜め右側の道が通行止めとなっていたのです。


斜め左側の道へ行き,犬山城の入り口へとめざし,ゆっくり走ります。


この先右へ曲がります。


その先下り坂を走りライン大橋へと向かう。


この先が本来のコースでランナーがゴールへ向け突っ走るはずだった。

犬山城をバックに最後のスパートを駆けるはずだった。
この先がトンネルですが,緊急工事で通行止めです。
昨年中止となった一因がこの工事に関係している。


その先上り坂へと向かい,ライン大橋に差し掛かります。


ライン大橋の信号交差点を直進します。
本来はこの信号を直進し,ランナーはゴールに向けラストスパートを迎えるはずだった。
この信号の突き当たりを左へ曲がります。
この坂道が今回のコースとなり,まずはゆっくり走り感触を確かめます。


実際にゆっくり走ったら予想以上にきつい坂道だった。最終調整の時によくこの坂道を使う為,走り慣れてるはずだ。


犬山城に入り口の前を通って早速小学校の前を回る事に。


この前方の道から右へ曲がります。
この先小学校の前を走ります。


小学校の前を走り,もう一周回る形で信号に戻ります。


この先の信号を左へ曲がります。
その先一方通行を駆け抜けます。


本番前によく通って行く一方通行を突き抜け,ゆっくり走ります。


この前方の道から出て来るのも本番前の最終調整のコースとしてすっかり定着した。
この先の信号を左へ曲がります。
ここからゆっくり走り会場へと戻ります。


会場に戻り早速屋台へ向かう。
もちろんあの定番のフランクフルトを食べる。


その屋台の店でフランクフルトを購入するのも本番前ではすっかり定番となった。


そのフランクフルトはまさに本番に向けての活力となる。


そして荷物を預け,いよいよスタート地点へと向かう。
既に移動が始まっていた。
急いで先頭へと向かう。


この信号から先がスタート地点。


まずは10キロからスタートし,その次がハーフマラソンのプロが中心の登録とプロに近いレベルのランナーがスタートする。


そしていよいよ本番です。
プロ選手とプロに近いレベルのランナーがスタートした3分後・・・


ついにスタートです。


5年ぶりの激戦に火蓋を切った。


この信号を直進し,熱き戦いがスタートする。


犬山駅前の信号を直進し,小牧方面へと南下します。
しかし雨が少し降り続けているが路面は水溜まりが多く,コンディションが悪いからか思うように普段よりも前に出るのがかなり鈍かった。
普段と変わらない走りが見られないか不安だった。


国道41号五郎丸信号交差点を通過し,その先の五郎丸南信号交差点を右へ曲がります。
小牧方面へ南下し,第一関門をめざす。


そして池の向信号交差点付近で先頭ランナーと行き違います。
普段よりも先に早く行き違い,このペースで行けば1時間50分以内に着けるはずだ。


5キロ地点に差し掛かり,こちらは24分で通過。
そして給水ポイントで3杯ほど補給します。


給水ポイントを出た後,いよいよ第一関門の山の田公園前の信号交差点に差し掛かり右へ曲がります。
その信号を27分程で通過します。
まず第一関門クリアです。


犬山工業団地を折り返すように大きく回り,その先犬山市街方面に向け北上します。


反対側にはランナーがまだ続々と走り続けている。


そして上大日信号交差点で最後尾と行き違います。
こちらは普段と変わらずに行き違う。


しばらくしてから第二関門の五郎丸南信号交差点に差し掛かり,左へ曲がります。
その信号を49分で通過します。


国道41号五郎丸信号交差点を通過し,いよいよ10キロに差し掛かり折り返しです。


スタートから51分。
普段よりも2分遅れていた。
このままのペースで行けば1時間50分を超えてしまう。


そして2回目の給水ポイントに差し掛かり,こちらも3杯行く。その間に第一関門の山の田公園の信号交差点ではタイムオーバーに。
給水ポイントを通過し名鉄犬山線の坂道に差し掛かるとゆっくりペースとなり疲れも少しずつ見え始める。
まだ東専正寺信号交差点まで来ていた段階。
一宮市内からリトルワールドの近くまで行く一本道まで来ていた。


そして犬山駅前の信号交差点に差し掛かり,左へ曲がります。
この先堤防へと向かいます。

既に1時間過ぎていた。



そして第三関門の本町の信号交差点を通過します。

こちらは1時間4分で通過し,時間は午前11時ジャストだった。

やはり普段よりも遅れ気味だった。



下り坂を駆け抜け,いよいよ堤防に差し掛かります。

しかしペースも落ち,疲れも見え始めた。

四日市信号交差点を通過し,そこから先が勝負を懸ける。

堤防での勝負が記録に左右され明暗を分ける。

疲れが見られる状態で堤防を駆け抜けます。

いよいよその先扶桑町に入ります。



そして15キロ付近まで近付きつつ,第二関門の五郎丸南信号交差点ではタイムオーバーとなり,そこまで来れなかったランナーはリタイアで救護車となり,市がチャーターしたバスで会場へ戻る事に。

その時間帯は堤防にある守口大根の看板まで近づいていた。



15キロ地点に差し掛かり,1時間20分で通過。

普段よりも5分遅れで通過した。

このペースで行けば1時間50分超えは確実で1時間55分ペースで行けれる状態だ。



その後もペースが落ちて行き,体力はほぼ消耗していた。



そして第四関門の折り返し地点を通過する。

疲れと体力消耗の状態で残り5キロとゴールまで少しずつ近付くがまだ先が見えない。

ゆっくりペースで最後の給水ポイントに差し掛かり,そこはもちろん水とスポーツドリンクをそれぞれ3杯ずつ行き,6杯まで行ったところで体力が戻り遅れを取り戻したいとこだが,しかし遅れを取り戻す体力はほとんどなく,ペースは上がらない一方,次第に落ちて行く一方だ。

犬山市が見えて来ない,ゴールが見えない。

体力勝負しかなかった。



犬山市の看板もなく,犬山市に入ったのかと思われがちだが,看板があればゴールまでもう少しだと速度を落とさず最後まで維持するが既に体力は消耗し,速度は上がらない。

その間に第三関門の本町交差点ではタイムオーバーとなり,反対側はまだランナーが残っていた。



そして犬山市に入り,いよいよ最終関門の四日市信号交差点まで近付くも・・・



ついに止まってしまった❗



立ち上がれない状況だったが1分も経たないうちに復活し走り続ける。



そして・・・



最終関門通過です。



反対側のランナーがいなくなり,最終関門の四日市信号交差点を左へ曲がり,すべての関門を通過した。

既に1時間45分が経っていた。

本来であればゴールまでだいぶ近づいているはずだが体力もなく,だいぶ遅れた状態だった。

遅れがなければきつい上り坂を越えて犬山城の入り口前を既に通過した後だったが,まだ残り2キロもあった。もちろんゴールが見えて来ない。

何とか遅れを取り戻したい。



そしていよいよ待ち構えていたのが・・・



きつい上り坂だ。



ライン大橋の信号交差点の手前で右へ曲がり,そこからがランナーを苦しめる今回だけの最大の難所だった。



このきつい上り坂がランナーを苦しめる。
トンネルの緊急工事の影響で今回このようなコースが設定されランナーの難所が最後の勝負を懸ける。


きつい上り坂が近付き,最大の難所を止まらずに通過できるか,前日の最終調整で堤防の上り坂を止まらずに駆け抜けるなど最後の勝負に対応するよう走り込みをし本番に備えた。


いよいよ最大の難所突入です。


だが・・・


思ったよりもかなりきつい上り坂だった。


前日の堤防よりもきつい上り坂で十分な対応が賄い切れない程のキツさだった。


あまりのきつい上り坂で結局歩き,歩道に椅子代わりで座り込んでしまった。
それでも1分も経たないうちに立ち上がり,走り始めるも結局歩き,きつい上り坂を上り切った直後,結局立ち止まり前へ行けない状態だった。それでも1分経たないうちに復活し,最後の勝負を懸け止まらずに最後まで走り続ける。
ゴールまで残り1キロを切り,ラストスパートを懸ける。


残りは下り坂が続く坂道を残すのみ。
犬山城の入り口の前を通過しゴールへと向かう。


この先斜め右へ行き,一方通行に入ります。最後の坂道に差し掛かる。ゴールまで残りもう少しです。


最後の下り坂の坂道を駆け抜け,ゴールへとめざす。
体力もほぼ消耗状態だが,それ以上ゆっくりペースで行く訳には行かず,何とか遅れを取り戻すしかなかった。


前方の下り坂を駆け抜け,右へ曲がります。
ゴールも目の前に近付く。


最後の下り坂を通過し,右へ曲がりいよいよゴールに近付きます。


最後を懸けた体力勝負で,ペースを落とさずゴールへと止まらずに向かう。


そして・・・




会場入り口を右へ曲がり,体力から消耗した状態で最後まで止まらず走り続け・・・


ついに・・・


ゴールです❗


時間は・・・


2時間2分だった。


結局2時間を越えてしまい,普段よりも15分遅れでゴールとなった。


体力消耗でゆっくりペースで行った事もあり,普段よりも体力が落ち,かなりの遅れ気味で結局遅れを取り戻す事はできなかった。


感染拡大で自粛が長期化し,思うように走り込みができなかった事もあり,それも影響していたが,やはり雨の影響で水溜まりが多く,路面のコンディションが悪かった事も影響していた。
この2つが今回の戦いにかなり影響していた事が大きかった。


ゴールした直後,無事何とか完走でき,5年ぶりの激戦はゴールまで2時間以上かかったが最後まで体力が消耗しつつも無事にゴールし,達成感もあった。


その後着替えを終え,屋台の店に立ち寄り,もちろん焼きそばやフランクフルト,串かつや牛串焼きなどを購入する事に。






屋台で買い出しするのも走った後のお楽しみだ。


こうして5年ぶりに復活したハーフマラソンは無事に終え,2時間以上かかってしまったが普段と変わらずに完走するなど最後まで走り抜け無事にゴールし,このような姿も復活した後も健在。体力消耗でゆっくりペースだったが無事に走り切った達成感が大きかった。
5年ぶりの激戦は2時間以上の記録で締めくくった。


いつの日かフルに挑戦してみたいものの来年は今回以上の記録を上回り,例年と変わらないペースで行きたいとこだ。