未来ある若い大学生13人もの犠牲者を出した軽井沢のバス転落事故から7年が経ち,遺族は改めてバスの安全運行の在り方を見つめ直すよう訴え続けている。
若い大学生13人にはこれからの未来があった。
未来ある若い大学生13人の遺族の時間があの日に止まったままだ。
業務上過失致死の罪に問われ,刑としては最も重い禁錮5年の求刑を受けた事故を起こしたバス会社ESPの経営者も訪れ改めて陳謝した。そして足早に逃げるように立ち去ったと言う。
会社から逃げた元運行管理者も同じく業務上過失致死の罪に問われ,刑としては最も重い禁固5年を求刑している。
未来ある若い大学生13人の遺族は事故を起こしたバス会社ESPの経営者と会社から逃げた元運行管理者の幹部らに対し,極刑を科すよう国民からの署名を既に長野地方検察庁に提出している。
極刑を求める国民からの署名が伝わるのか?
いよいよ6月に判決が言い渡される。
4人の教え子を失った尾木さんも現場を訪れ,犠牲となった教え子4人を含む未来ある13人を悼み,4人の教え子を失った無念と悔しさをにじませた。もちろん事故を起こしたバス会社ESPに対する怒りと憎しみは図りしれない。
尾木さんもあの日に時間が止まったままで,事故前の時間と4人の教え子を返してほしいと訴え続けている。特に尾木さんは遺族の一人と言っていいでしょう。
7年が経ち,未来ある若い大学生13人の遺族が集まり,安全との対話をしたのである。
安全運行の在り方が問われているバス業界。
事故前は事故を起こしたバス会社ESPのようないい加減な事業者が多く存在していた。
そして取り締まりが強化された後,事故を起こしたバス会社ESPのようないい加減な事業者が激減するなど取り締まりがしっかり徹底するなど二度と絶対に起こさないと言う意識が高まるなど事故の教訓がしっかりと活かされている。
事故を起こしたバス会社ESPのようないい加減な事業者は運行するどころか事業者として名乗る資格はない。
守れない事業者は業界から速やかに消えてもらうなど事故を起こしたバス会社ESPのようないい加減な事業者を業界から排除するよう今後も取り締まりを強化して行くつもりだ。
その後も同様の痛ましい事故は後を絶たない。
昨年は名古屋高速小牧線であおい交通が運行する空港行きの連絡バスが横転,炎上し乗客の男性一人が死亡している。
事故を起こしたあおい交通はその後人手不足を理由に規定を上回る長時間の拘束が度々あった事が判明した。
信号無視や制限速度を上回る運転,そして終着まで行かずに途中で運行を打ち切るなど規定に反する事も度々あった。
そしてあおい交通にあったブラックぶりが存在していた事が改めて明らかになった。