名古屋駅には東海道新幹線から在来線のワイドビュー特急との接続がある。

朝から夜まで都会から観光地まで向かう客たちが次々と乗り継ぐ。

東京や大阪方面からは飛騨方面へ向かう客,大阪方面から木曽,信州方面へ向かう客,そして東京方面から伊勢,紀勢方面へ向かう客などが新幹線乗り換え口からそれぞれの乗り場へ向かう。

朝は観光地へ向かう客,昼は宿泊地へ向かう客,そして夜は沿線のエリアへ向かう観光と出張帰りの客が目立つ。

東海道新幹線から在来線特急の最終列車の接続も気になる。

特急しなの号

名古屋から出る最終の特急しなの25号は夜7時40分に出る。

木曽,信州方面の最終列車で,概ね京都,大阪,神戸,岡山,広島,九州方面から来る客が中心だが,静岡,横浜,東京方面から来る客も中にはいる。

上り方面

博多 16時10分発→小倉 16時27分発→徳山 16時54分発→広島 17時17分発→岡山 17時53分発→新神戸 18時26分発→新大阪 18時40分発→京都 18時56分着→のぞみ48号東京行き→名古屋 19時31分着


下り方面

東京 17時50分発→品川 17時57分発→新横浜 18時9分発→のぞみ119号広島行き(場合によっては博多まで延長する時あり。)→名古屋 19時31分着


ひかり号利用

東京 17時33分発→品川 17時40分発→新横浜 17時52分発→小田原 18時8分発→ひかり523号新大阪行き→名古屋 19時17分着

東京 17時3分発→品川 17時10分発→新横浜 17時22分発→ひかり481号岡山行き→三島 17時48分発→静岡 18時10分発(後続ののぞみ53号に追い越される。)→浜松 18時36分発(後続ののぞみ245号に追い越される。)→名古屋 19時8分着


名古屋 19時40分発→特急しなの25号長野行き→金山 19時44分発→千種 19時48分発→多治見 20時4分発→恵那 20時22分着→中津川 20時31分着→南木曽 20時42分着→上松 21時3分着→木曽福島 21時9分着→塩尻 21時37分着→松本 21時48分着→篠ノ井 22時29分着→長野 22時38分着

こちらは山陽区間では概ね夕方頃が最終です。大阪には夕方6時40分に出て行く。
東京方面では夕方6時近くが最終です。

東京からだと塩尻,松本方面が中央東線経由の特急スーパーあずさ33号松本行きが新宿に夜8時に出て行く。

長野方面だと北陸新幹線のあさま633号長野行きが夜10時8分に出て行く。

名古屋回りで行く場合,中央東線経由よりも2時間,北陸新幹線経由よりも4時間20分早く出なければならない。

特急しなの号の最終は九州,広島,岡山,新大阪,京都方面と東京,新横浜方面からの乗り継ぎがいい。


特急ひだ号

名古屋から出る最終の特急ひだ19は夜8時18分に出る。

飛騨方面へ行く最終列車で,下呂と高山市内のホテルへ遅い時間帯に入る客と沿線に停まる途中駅で降りる客が中心だ。

また各地から来る客を名古屋からひだ号を使い飛騨エリアまで向かう。


上り方面

博多 16時50分発→小倉 17時7分発→広島 17時52分発→岡山 18時29分発→姫路 18時49分発→新神戸 19時6分発→新大阪 19時20分発→京都 19時35分発→のぞみ52号東京行き→名古屋 20時10分着


下り方面

東京 18時30分発→品川 18時37分発→新横浜 18時49分発→のぞみ123号広島行き→名古屋 20時11分着


ひかり号利用

東京 18時3分発→品川 18時10分発→新横浜 18時21分発→ひかり525号新大阪行き→熱海 18時41分発→静岡 19時10分発(後続ののぞみ57号に追い越される。)→浜松 19時37分発(後続ののぞみ249号に追い越される。)→名古屋 20時7分着


名古屋 20時18分発→特急ひだ19号高山行き→尾張一宮 20時30分発→岐阜 20時42分発→美濃太田 21時1分着→白川口 21時24分着→飛騨金山 21時37分着→下呂 22時2分着→飛騨萩原 22時11分着→飛騨小坂 22時22分着→高山 22時49分着


こちらも山陽区間では概ね夕方頃が最終で新大阪には夜7時20分頃に出て行く。

東京方面では夕方6時半頃が最終です。

終着の高山からは飛騨古川方面へ行く最終の普通列車坂上行きと接続する。
22時51分発で2分の連絡だ。

この列車は飛騨古川行き最終列車としての機能も兼ねてる。
また基本停車駅以外の駅にも停まる為,その駅で降りる客にとってはとても重宝する列車だ。


特急ひだ号の最終列車も九州,広島,岡山,新大阪,京都方面と東京,新横浜方面からの接続もいい。

また静岡,浜松方面からのひかり号からも接続する。

特急南紀号

名古屋から出る最終の特急南紀7号は夜7時47分に出る。

紀勢方面へ行く最終列車で,途中四日市からは伊勢鉄道線に入る。

概ね静岡,横浜,東京方面から来る客が中心で,岡山,広島,九州方面から来る客はほとんどが新大阪で降り,そこから地下鉄に乗り継ぎ,難波から近鉄線に乗り込み,特急を使い松阪で降り,そこから南紀号に乗り換えるパターンだが,こちらは三重県内の区間で降りる客が中心だ。

京都と大阪,神戸からもそれぞれ近鉄線に乗り込み,特急を使い松阪で降り,そこから南紀号に乗り換える。

また新宮までは新大阪から先は特急くろしお号を使うパターンだ。

こちらでは名古屋回りで行くパターンについて説明する。

上り方面

博多 16時10分発→小倉 16時27分発→徳山 16時54分発→広島 17時17分発→岡山 17時53分発→新神戸 18時26分発→新大阪 18時40分発→京都 18時56分発→のぞみ48号東京行き→名古屋 19時31分着


ひかり号利用

岡山 17時23分発→相生 17時54分発(後続ののぞみ46号,さくら560号,のぞみ138号に追い越される。)→姫路 18時4分発→西明石 18時20分発(後続ののぞみ48号に追い越される。)→新神戸 18時29分発→新大阪 18時43分発→京都 18時58分発→ひかり480号東京行き→名古屋 19時34分着


下り方面

東京 18時発→品川 18時7分発→新横浜 18時19分発→のぞみ121号岡山行き→名古屋 19時41分着


ひかり号利用

東京 17時3分発→品川 17時10分発→新横浜 17時22分発→ひかり481号岡山行き→三島 17時48分発→静岡 18時10分発(後続ののぞみ53号に追い越される。)→浜松 18時36分発(後続ののぞみ245号に追い越される。)→名古屋 19時8分着

東京 17時33分発→品川 17時40分発→新横浜 17時52分発→小田原 18時8分発→ひかり523号新大阪行き→名古屋 19時17分着


名古屋 19時47分発→特急南紀7号新宮行き→桑名 20時7分発→四日市 20時19分発→伊勢鉄道線経由→鈴鹿 20時27分着→津 20時41分着→松阪 20時57分着→多気 21時4分着→三瀬谷 21時27分着→紀伊長島 21時57分着→尾鷲 22時22分着→熊野市 22時53分着→新宮 23時14分着


こちらも山陽区間ではしなの号の最終便と同様,概ね夕方頃が最終です。

新大阪には夕方6時40分頃に出て行く。東京方面では夕方6時ジャストが最終です。

また南紀号は松阪からは名松線,多気からは参宮線の鳥羽行きのいずれも最終列車と接続する。

また紀伊長島からは熊野市止まりの最終の普通列車と接続し,尾鷲から15分の接続をとるなど,三重県内の一部の最終列車としての機能を持つ。

特にこれらの最終列車に乗り込むのにとても重宝する。


特急南紀号の最終列車は博多,広島,岡山,新大阪,京都方面と東京,新横浜方面からの接続がいい。

三重県の紀勢方面への最終列車として重宝する。


特急しらさぎ号

名古屋から北陸方面へ行く特急しらさぎ号は名古屋直通と米原発着の2つの便がある。

金沢まで行く場合,東京からだと北陸新幹線回りから行くルートが乗り換えなしで直行で行けれる。
福井まで行く場合は名古屋回りでこのしらさぎ号を使う。

山陽区間と大阪,京都方面からは大阪発の特急を使う為,名古屋までは行かない。

こちらでは東京方面から名古屋直通の便と東海道新幹線の米原乗り換えで接続する便のいずれも最終列車に乗り込むパターンについて説明する。

名古屋直通の最終列車

東京 18時発→品川 18時7分発→新横浜 18時19分発→のぞみ121号岡山行き→名古屋 19時41分着


ひかり号利用

東京 17時3分発→品川 17時10分発→新横浜 17時22分発→ひかり481号岡山行き→三島 17時48分発→静岡 18時10分発(後続ののぞみ53号に追い越される。)→浜松 18時36分発(後続ののぞみ245号に追い越される。)→名古屋 19時8分着

東京 17時33分発→品川 17時40分発→新横浜 17時52分発→小田原 18時8分発→ひかり523号新大阪行き→名古屋 19時17分着


名古屋 19時48分発→特急しらさぎ15号金沢行き→尾張一宮 20時3分発→岐阜 20時12分発→大垣 20時21分発→新垂井線経由→米原 20時48分着


名古屋直通の最終列車(米原乗り換え)

東京 18時33分発→品川 18時40分発→新横浜 18時52分発→ひかり527号新大阪行き→豊橋 19時57分発→名古屋 20時18分発→岐阜羽島 20時30分発→米原 20時44分着


米原 20時56分発→特急しらさぎ15号金沢行き→敦賀 21時24分着→武生 21時45分着→鯖江 21時51分着→福井 21時59分着→芦原温泉 22時11分着→加賀温泉 22時21分着→小松 22時30分着→松任 22時42分着→金沢 22時50分着


米原発の最終列車

東京 20時20分発→品川 20時27分発→新横浜 20時39分発→のぞみ259号新大阪行き→名古屋 22時01分着→22時9分発→ひかり533号新大阪行き→岐阜羽島 22時22分発→米原 22時36分着


米原 22時48分発→特急しらさぎ65号金沢行き→敦賀 23時16着→武生 23時37分着→鯖江 23時42分着→福井 23時50分着→芦原温泉 0時2分着→加賀温泉 0時13分着→小松 0時22分着→金沢 0時39分着


こちらは名古屋直通だと東京には南紀号の最終列車と同様,夕方6時ジャストが名古屋直通の最終です。

名古屋で乗り換え,東海道線を経由するが,大垣から関ヶ原までは垂井駅経由をスルーする新垂井線を経由し,米原まで向かう。

そして名古屋からの直通便で米原乗り換えの場合,東京には夕方6時半過ぎが最終です。こちらは新横浜から先は豊橋までノンストップで行き,名古屋までは後続ののぞみ号に追い越されずに早く着く。
そして米原で乗り換え,福井には夜10時頃,金沢には夜11時までには着く。

また北陸新幹線のシャトル便である23時6分発のつるぎ734号富山行きと接続し,23時1分発のIRいしかわ鉄道とあいの風とやま鉄道直通の富山行きと接続するなど,富山行き最終列車との接続をとるしらさぎ15号は富山行き最終列車としての機能を持つなど富山方面へこの日のうちに戻りたい客にとってはとても重宝する列車だ。

また米原乗り換えの最終便は東京には夜8時20分頃が最終です。

夜8時3分発の静岡,浜松停車のひかり533号新大阪行きに乗り込み,直接米原まで行くと,途中静岡では後続ののぞみ131号,浜松では後続ののぞみ259号に追い越される。品川には20時10分発,新横浜には20時22分発,静岡には21時10分発,浜松には21時36分発だ。
名古屋まで快適に移動する場合はのぞみ号に乗り込み,名古屋で岐阜羽島,米原停車のひかり号に乗り換える。米原で乗り換え,そこから金沢行き最終のしらさぎ65号に乗り込む。

のぞみ号を使うと二回乗り換えとなるが,ひかり号を使うよりも東京には20分近く遅く出る。

ただ北陸新幹線経由よりも45分近く早く出なければならない。

また福井県方面だけではなく,金沢方面への最終列車となる為,北陸新幹線が乗り入れない小松方面へ直接行けれる最終便としての機能を持つ。

また東京から福井県方面と小松,金沢方面までこの日のうちに名古屋回りで戻りたい客にとってはとても重宝する列車だ。


快速みえ号

名古屋から伊勢,鳥羽方面へは快速みえ号を使うがこちらは南紀号と同様,四日市からは伊勢鉄道線を経由する。

東京方面からはひかり号からの接続がスムーズにできる。岡山,広島,九州方面からは新大阪で降り,地下鉄に乗り継ぎ,難波から近鉄に乗り込み特急を使い直行で行くパターンで,神戸,大阪,京都方面からも近鉄に乗り込み特急を使い直行で行くがこちらでは名古屋回りで行くパターンで説明する。


上り方面

博多 16時50分発→小倉 17時7分発→広島 17時52分発→岡山 18時29分発→姫路 18時49分発→新神戸 19時6分発→新大阪 19時20分発→京都 19時35分発→のぞみ52号東京行き→名古屋 20時10分着

下り方面

東京 18時40分発→品川 18時47分発→新横浜 18時59分発→のぞみ251号新大阪行き→名古屋 20時19分着

ひかり号利用

東京 18時3分発→品川 18時10分発→新横浜 18時21分発→ひかり525号新大阪行き→熱海 18時41分発→静岡 19時10分発(後続ののぞみ57号に追い越される。)→浜松 19時37分発(後続ののぞみ249号に追い越される。)→名古屋 20時7分着

東京 18時33分発→品川 18時40分発→新横浜 18時52分→ひかり527号新大阪行き→豊橋 19時57分発→名古屋 20時17分着


名古屋 20時33分発→快速みえ25号伊勢市行き→桑名 20時55分発→四日市 21時7分発→伊勢鉄道線経由→鈴鹿 21時15分着→津 21時28分着→松阪 21時44分着→多気 21時51分着→伊勢市 22時12分着

こちらは博多には夕方頃が最終で新大阪には夜7時20分頃に出る。最終のひだ号と同時間帯に出るパターンだ。

また東京には夕方から夜になりかける時間帯に出て行く。

ひかり号からの接続ができ,およそ15分の接続がとれる。
ただみえ号は基本的に2両編成で運用する為,混雑が激しい。4両編成で運用する場合は混雑が緩和されるが,自由席利用だと座席確保は難しい。
指定席利用だとスムーズに乗り継ぎができ,すぐに確保できる。
自由席を利用する場合,東京からだと18時10分発ののぞみ57号博多行きか,18時30分発ののぞみ123号広島行きを使えば自由席の座席を確保する事ができる。

また名古屋からは津,松阪,伊勢方面の最終列車となる一方,多気から先,参宮線内は各駅に停まる為,普通列車しか停まらない駅で降りる客にとっては重宝する便だ。

ただ伊勢市止まりの為,鳥羽までには行かず,そこから接続する列車もない。

鳥羽まで行く場合は1時間前に出るみえ23号伊勢市行きに乗り込むか,最終の特急南紀7号新宮行きに乗り込むしかない。

これらの列車は前者は終着の伊勢市,後者は多気でいずれも鳥羽行き最終列車と接続する。

ただ鳥羽まで直行するみえ号もあるが,こちらは4時間前の16時37分発のみえ17号が鳥羽へ直通で行く最終列車だ。

直通の最終列車に乗り込む場合は,博多には13時10分,広島には14時17分,岡山には14時53分,新大阪には15時40分発のいずれものぞみ32号東京行きが鳥羽行き直通と接続する最終便だが,自由席の座席確保をしたい場合は博多と小倉からだと博多に12時33分に出るのぞみ30号,広島から京都までだと広島に13時53分,岡山には14時28分,新大阪には15時20分に出るのぞみ132号東京行きがベストだ。

東京方面からだと,東京には14時30分,品川には14時37分,新横浜には14時49分に出るのぞみ41号博多行き,ひかり号利用だと東京には14時3分,品川には14時10分,新横浜には14時22分,静岡には15時10分,浜松には15時36分に出るひかり475号岡山行き,そして同じく東京には14時33分,品川には14時40分,新横浜には14時52分に出るひかり517号新大阪行きがいずれも鳥羽まで直通で行く最終便だ。


快速みえ号も東海道新幹線から接続する。

名古屋から出る在来線のワイドビュー特急東海道新幹線からの接続をしっかり考慮するなど,スムーズに乗り継ぎができるダイヤ設定だ。
特に名古屋からの在来線のワイドビュー特急の最終便は新幹線を使う客にとっては観光と出張帰りそして遅い時間帯に各地のホテルに行く客たちの強い味方だ。


名古屋まではのぞみ号で快適移動する。