JR東海管内在来線特急には車内販売がなく,車両での宴がもちろんやりにくい。

その一方,東海管内に乗り入れる他のエリアの特急がある。

写真にはありませんが,JR西日本エリアの北陸線から来るJR西日本の特急しらさぎ号が一日8往復名古屋に乗り入れます。

かつては富山と石川県の和倉温泉から出ていました。

和倉温泉は一日1往復出ていた能登への連絡便でした。

ただ高山線の災害で途中金沢で切り離し,グリーン車のある車両は富山へ行き,和倉温泉はグリーン車なしの編成となり,フルでの運用ではなくなったのです。

今では北陸新幹線の開業によりすべて金沢止まりとなってしまったのです。(;´д`)

富山へ行く場合,北陸新幹線に乗り換えるか,第三セクターに乗り換える手しかありません。

直接乗り換えなしで行く場合は高山線経由のひだ号を利用しなければなりません。
ひだ号の富山系統は一日4往復しかなく,しらさぎ号の半分しかありません。
午前と午後のそれぞれ2便しかなく,不便な部分もありますが富山へ直接行く時の重宝な便です。


富山系統の特急ひだ号。一日4往復富山へ行く重宝な便。

そのしらさぎ号と言えば北陸方面へ行くときの主役の特急。しかし北陸新幹線が金沢まで開業し,今後福井まで開通し,敦賀までできると特急も廃止となる可能性が高く,しらさぎ号も大きく動く可能性もあり得ます。
今後の動きも気になるとこです。(  -_・)?

本題に戻り,車内販売はかつてすべての列車に乗り込んでいました。東海管内でも乗り込み,名古屋から富山と和倉温泉までは北陸の業者が通しで乗り込んでいました。

その後末期になると東海管内東海道新幹線しなの号,ひだ号,南紀号と同じ業者が乗り込んでやっていました。

しかし車内販売の乗り込みは減って行ったのです。

北陸線内でも乗り込みは金沢から富山と和倉温泉まで乗り込まなくなったのです。
北陸の業者は北陸線内に乗り込み,東海道線内は東海道新幹線などと同じ業者と分けて乗り込んでいました。

結果的には東海管内の東海道線内では乗り込まなくなってしまったのです。(/´△`\)

こうして東海区間でのしらさぎ号の車内販売はワイドビュー特急と共になくなっていき,東海管内在来線特急は完全になくなってしまった。

その後西日本管内の北陸線内は続けるも,乗り込む本数も減って行き,結果的には西日本管内の北陸線でも東海管内の東海道線の後を追うようになくなってしまった。(´д`|||)

しらさぎ号は使った事がなく,車内ではこのように宴をやっていたんだに違いないと実感しやっぱり車内販売がなければ不便に感じます。車内の調達も面倒です。

在来線特急の車内販売は近年どのエリアでもなくなってしまった。

新幹線も各駅停車の便やシャトル便の乗り込みもなくなっている。

一部のシャトル便では一夜を明かすエリアには業者の工場や営業所がなく,乗り込まないのは分かりますが,利用者が多い便には乗り込まないのは魅力がありません。(´д`|||)

それでもJR東日本管内では一部の在来線特急はまだ乗り込んでいます。東京の新宿から松本へ行く特急もまだまだ頑張っています。

それを思えば該当する列車での宴も楽しんでみたい気がします。

東海管内の車内販売は厳しい実情に立たされ,今は東海道新幹線のぞみこれひかり号しか
やらなくなり,宴を楽しむ便が少ないのが東海管内の現状です。(´д`|||)


自動販売機。特急ひだ号にて撮影。
車内販売のない東海管内では欠かせない存在だ。
立山。室堂にて。
雪の大谷。富山と言えば立山のイメージがある。