若年者の皆さんは、磁気テープを知っている方は少ないと思います。
私が小さい頃は今とは違って、磁気テープが主流でした。
一時は磁気テープの姿を完全に消したと思いましたが・・・。
実は、とんでもない思い込み。
5月6日付 産経新聞の記事で、磁気テープの復活の兆しを伝えています。
磁気テープの難点は、ブラウン管テレビなど強い磁気が発生する機器の近くに置くと消えやすいのと、大容量の生産が出来ない(※フロッピーディスクが良い例)などの点がありました。
しかし、富士フィルム,ソニーが大容量の磁気テープの検証を既に進めており、富士フィルムの場合は2014年中に検証を完了させるとのことです。(※TDKは対象外です。)
ソニーの場合は実用化の課題が残るものの、2014年4月に185TB以上(テラバイト)の磁気テープの開発を進めています。(富士フィルムの場合は100TB以上。)
磁気テープは短所ばかりでなく、ネットワークとつながなくても保存が容易に出来るのも大きな魅力です。
実現すれば、DVD,CDの容量よりはるかに大容量になるのは間違いないです。
落合紘史 オフィシャルブログ