実現すれば、エネルギーに対する問題は一気に解決する可能性があります。
場合によっては、CO2対策になるかも。
海水から淡水にする技術は既にあるものの、燃料にする技術は意外なところが開発中とか。
4月14日付 AFP = 時事 の記事で、アメリカ海軍(以下、米海軍)が海水を燃料に転換する技術の成果を発表しています。
ちなみに、海水から燃料にするための方法として、海水から二酸化炭素と水素ガスを抽出する方法を採用しているもよう。(※実際はの方法は触媒コンバーターを用いて液化、燃料に変えるとか。)
実現した場合、タンカーによる輸送のリスクはなくなるので、洋上の船舶で燃料を生産することは可能になる訳です。
参考として、米海軍研究所の専門家によると、1ガロン(※正式は米ガロン、約3.8リットル)あたりのコストは3~6ドル(約300~600円)とのこと。
既に、海水から製造した燃料を用いた航空機の飛行に成功しているとのことです。
また、大きな利点として、船舶や航空機の従来のエンジンで利用するのが可能な点にあります。
今後の課題は産業規模の大量生産の実現。
日本でも研究しているのであろうか
海洋国 日本の真価が問われます。
落合紘史 オフィシャルブログ