日経新聞以外もニュースで挙がっているのでUPしました。

ユーグレナと武蔵野大、エルゴチオネインがパーキンソン病の発症と進行に対する予防効果を有する可能性を示す研究結果を確認

 
【プレスリリース】発表日:2024年06月04日

ユーグレナ社と武蔵野大学、エルゴチオネインがパーキンソン病の発症と進行に対する予防効果を有する可能性を示す研究結果を確認

株式会社ユーグレナ(本社 : 東京都港区、代表取締役社長 : 出雲充)と武蔵野大学薬学部薬学科(東京都西東京市、学長 : 西本照真)の田中健一郎准教授は、共同研究により、抗酸化作用(※1)をもつ化合物であるエルゴチオネイン(※2)が、パーキンソン病(※3)の発症と進行に対する予防効果を有する可能性を示す研究結果を確認しました。

なお、本研究成果は、2024年1月25日に国際学術雑誌『Cells』のオンライン版に掲載されました( https://www.mdpi.com/2073-4409/13/3/230 )。また、2024年3月28日〜31日に開催された日本薬学会第144年会(※4)にて発表を行いました。

今後は、エルゴチオネインの神経細胞保護に関する更に詳細な分子メカニズムの解明や、エルゴチオネインを高含有する食品の開発や商品化を推進し、パーキンソン病をはじめとする病気の予防やヒトの健康維持の実現に資するよう取り組んでいきます。

※1 抗酸化作用 : 活性酸素種(通常の酸素分子よりも反応性が高い酸素化合物種)による有害な作用を減弱または除去する作用のことで、酸化力の高い活性酸素種が体内で過度に作用してDNAやタンパク質が傷つくと、老化の促進や疾患のリスクが高まるとされている

※2 エルゴチオネイン : キノコ類や一部の微生物に含まれる強い抗酸化作用をもつアミノ酸誘導体の一種

※3 パーキンソン病 : 進行性の神経変性疾患で、手の震えや動作・歩行の困難などの運動障害をきたす

※4 日本薬学会第144年会 : https://confit.atlas.jp/guide/event/pharm144/top

*以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/672455/01_202406041704.pdf