イギリスのヘヴィ・メタルバンド ジューダス・プリーストのグレン・ティプトンは2018年にPDを公表し

グレン・ティプトン・パーキンソン基金を設立しました。

 

 

ジューダス・プリーストのグレン・ティプトン 最新作について語る 「この病気に負けるつもりはない。できる限り長く作曲と演奏を続けるつもりだ」

右がグレン
Richie Faulkner and Glenn Tipton

 

ジューダス・プリースト(Judas Priest)のギタリスト、グレン・ティプトン(Glenn Tipton)は英Total Guitar誌のインタビューの中で、バンドの最新スタジオ・アルバム『Invincible Shield』について語っています。

ティプトンはパーキンソン病のため、ツアー活動から身を引いていますが、バンドの重要なメンバーとしてリッチー・フォークナー(Richie Faulkner)と共に作曲とレコーディングを続けています。

「できる限りの演奏をしたし、アルバム全体をとても誇りに思っているよ。リッチーは多くのことを助けてくれた。彼の最も優れた点は、彼自身の非常に強い個性を保ちながら、様々なスタイルに適応する能力だと思う。プリーストには突き抜けたメタルから、よりメロディアスなトラックまでシフトできるギタリストが必要なんだ」

ティプトンはまた、リッチーを称賛しながら、どんな困難な状況でも諦めないという自身の考えのおかげで、プリーストの仕事と自身の闘病生活をいかに両立させてきたかについても話しています。

「今の俺にとって欠点は明らかにパーキンソン病で、多くの仕事を彼の肩に回さなければならなかった。俺は“ノー・サレンダー(諦めない、降参しない)”という信念を持っているから、自分自身を駆り立て続けている。俺はこの病気に負けるつもりはないし、できる限り長く作曲と演奏を続けるつもりだ」

[source] https://www.guitarworld.com

https://amass.jp/174393/

 

 

2018年2月の記事

「ジューダス・プリースト、グレン・ティプトン・パーキンソン基金を設立

今年2月、パーキンソン病を患っていることを公表したジューダス・プリーストのグレン・ティプトン(G)が、同じ病に苦しむ人達や治療の研究を支援するため、彼の名を冠した基金GLENN TIPTON PARKINSON'S FOUNDATIONを設立した。


これはバンド・メンバーが提案したことで、ティプトンは、彼の名が入っているが、実質的にはJUDAS PRIEST FOUNDATIONだとコメントしている。

彼らは、「“NO SURRENDER”(最新アルバムの収録曲の1つだ)というスローガンが入ったTシャツを販売する」そうだ。この言葉は、「勇気を出して前へ進み、この病に打ち勝たなくてはならないという決意を考慮するとピッタリだ」と考えているという。

ティプトンは彼の専門医も携わる “MR GUIDED FOCUSED ULTASOUND THALAMOTOMY”(MRガイド下集束超音波治療)という治療法に期待しており、集まった資金はその支援に充てられる。最新のMRスキャナーを使ったこの治療はまだ初期の段階ではあるが、成果を上げつつあるそうだ。


ティプトンは病によりフルでライブ活動を行なうのは困難な状態だが、現行のジューダス・プリーストのツアーにところどころで参加し、3曲ほどパフォーマンスしている。

ジューダス・プリーストは現在、ヨーロッパ・ツアー中。その後、北米、南米ツアーを開催する。」

 

 

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