2月の神経内科の診察の時に

薬がのどにつかえる、という話をしたら

メネシットより小さい錠剤のマドパーになりました。

 

最初の数日 飲んだ感じは メネシットに比べて薬が早く切れます。

 

これはベンセラジド配合錠からカルビドパ配合錠についての参考文献に

記載されています。

 

 

メネシットを長持ちさせたい私はマドパーは合わないか?

 

1か月は続けたほうがいいかと思い

空腹時に飲むと切れるのも早くなるので

原則 食後 食事がずれたときは食直前に飲むようにしました。

 

 

1日メネシットに戻した後 マドパーを続けました。

飲み方は

朝 8時 1錠 朝食後か食直前

 

昼 12時から12時半 1錠 昼食後か食直前

  15時 ドパコール 0.5錠

 

夜 18時から18時半 夕食後か食直前

 

朝 飲んだ場合は薬の効き目がメネシットに比べて

早く現れます。

薬が効いていると思う時間は

11時 から11時半

 

メネシットは食後に飲むと効くのが1時間半後位でした。

 

メネシットを食後で8時に飲むと効くのが9時半から10時ころで

切れるのが12時頃でした。

 

今は昼は 15時ころに歩きづらくなるので

外に出かけるときは15時には飲んでいます。

 

家にいるときは薬が切れたと思うときに飲んでいます。

 

夜は 午後の05錠の効き具合で

早いときは17時ころで薬が切れた感じがしたら飲んで

まだ切れた感じがしないときは 

19時ころの時もあります。

 

メネシットに比べてマドパーの方が運動症状には効果が少しあると思います。

マドパーの方が足が軽い気はしますが

メネシットに比べて薬の切れるのが早いと思います。

 

最近は午後のドパコール0.5錠が効くのが遅いのか

効き目が薄いのか足のこわばりが余り良くならないかんじです

 

4時間位はレボドパが効いてほしいのですが

薬を増やさないですむ方法はないものか?

 

あと、後発品から先発品のレキップに変えた影響か

あるいは2ミリグラム4錠から8ミリグラム1錠に変更になったためか

原因は不明ですが

朝 起きた時の足の動きは若干良くなりましたが

レボドパを飲まないでいられるほどではありません。

 

診察日まで再度 飲み方を見直して

増量・追加なしで乗り切りたいと思のですが。

 

先日聞いた講演会では

 

規則正しい生活をすること

入院してきちんと服薬すれば薬も長持ちすると

お話されていました。

 

確かに 薬を飲む時間、食事の時間や食後に飲む等

徹底していないです。

 

でも、長丁場の病気

これからも 365日 毎日

同じ時間に食後に飲むなんて自分には出来そうにないです。

 

でも、何とか決まった時間に薬を飲んで、薬の飲み方を統一して

みたいとは思っているのですが。

 

パーキンソン病患者において、同じレボドパ量で、

ベンセラジド配合錠からカルビドパ配合錠へ変更した場合は安静時振戦等の運動症状が悪化し、

カルビドパ配合錠からベンセラジド配合錠へ変更した場合は副作用が出現した報告がある。

 

 

 

元の参考文献だと思います。

 

カルビドパ合剤とベンセラジド合剤の違 いによるパーキンソン病患者L― ドパ血 中濃度の変化

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscpt1970/35/1/35_1_231S/_pdf/-char/ja

 

 

考察】 L―ドパ血中濃度のCmaxが ベンセラジド合剤鮮 に比較してカル ビドパ群が低いことより、

カルビドパの効果発現がベンセラジドよ り遅いことが予想される。

 

In vitroではカルビドパの水に対する溶 解度はベンセラジドの約1/100であり、

このカルビドパの性質も腸 管からの吸収に影響を与えているかもしれない。

 

また、カルビド パの緩やかな吸収が体内での作用時間を延長させ、

ベンセラジ ドに比べL― ドパ血中濃度の消失を緩やかにした可能性もある。 

 

以上のことから臨床上、ベンセラジド合剤は素早く抗パーキンソ ン病効果を発揮し、

 

一方、カルビドパ合剤は効果の程度は弱い が、緩やかに持続することが期待できる。

 

また、ベンセラジド合剤 の高いCmaxは ジスキネジアなどの副作用発現頻度を

カルビド パ合剤に比べて増加させる可能1生がある。 

 

【結論】 L― ドパ/ド パ脱炭酸酵素阻害剤治療中のパーキンソン病患者 においても、

合剤の違いによるL― ドパ血中濃度への影響が推 測 された。

治療薬選択 時には同じL― ドパ量 であっても 

bioavailabihtyが異なることが予想されるため注意が必要である